【サッカー】ACL決勝 蔚山現代(韓国)出陣情報~スター軍団 エースFWは「時は来た」

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サッカーACL決勝に臨む蔚山現代(韓国)はほぼベストの布陣で臨む=写真:k_yu/PIXTA(ピクスタ)※写真はイメージ


サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝、ペルセポリス(イラン)ー蔚山現代(韓国)が日本時間19日、カタールのアル・ジャノブ・スタジアムで行われる。キックオフは同時間21時予定。

 

今回は出陣を控えた決勝2チームの近況をご紹介。

第3回は、東アジア地区代表となった蔚山現代について。主力を欠いて苦しい相手のペルセポリスとは異なり、韓国を代表するエースストライカーから優勝請負人までそろう充実の布陣で臨む。

 

 

 

 

 

 

監督は大スター/リーグ得点王/優勝請負人まで

蔚山のキム・ドフン監督は、かつて神戸でも活躍した元韓国代表ストライカーだ。

現役時代は「韓国の爆撃機」の異名を取り、1998、99年にプレーした神戸では58試合27得点を挙げた。今回は、古巣・神戸を破って8年ぶりのACL決勝進出を飾った。

 

攻撃面では20年リーグ得点王のJunior Negraoがおり、守備では”優勝請負人”と呼ばれるDFのKim Ki-heeが20年2月に加入した。14年から所属するクラブがすべて優勝していることから「優勝請負人」と呼ばれている。

 

また、“青い龍”と呼ばれるLee Chung-yongが20年3月、欧州から11年ぶりのKリーグ復帰を果たしている。 

 

FWヨハンセン ノルウェー人初のACL覇者なるか

 

 

 

蔚山のFWヨハンセン(Bjørn Maars Johnsen)が、ノルウェー人初のACL覇者に王手をかけている。

ヨハンセンは20年1月に蔚山に加入。すでにチームの主力として活躍し、神戸と対戦した準決勝では貴重なゴールを決めた。

ノルウェーメディア「Nettavisen」によると、ヨハンセンは米国生まれだが、ノルウェー国籍も保有している。決勝でペルセポリスを破れば、ノルウェー人としては初のACL優勝になるとノルウェーメディアが注目している。

 

エースストライカーが「時は来た」

 

蔚山のエースでもあるブラジル出身FW Júnior Negrãoが、ペルセポリスと対戦する決勝に向けて鼻息を荒らげている。

Kリーグ公式、デイリー・エキスプレスによると、「アジアでクラブの新たな歴史をつくる時が来た。自分たちにプレッシャーをかける必要はなく、とにかく決勝の舞台を楽しめばいい。韓国に来て数年になるが、大きなプレッシャーが逆効果であることは十分に学んできた。決勝が大事な試合であることは間違いないが、これまでに自分たちがやってきたことを出せればいい」などと話している。

 

 (おわり=mimiyori編集部)

 

 

 

 

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※ペルセポリスー蔚山戦のもようは、日テレジータスで12月19日(土)よる8時45分~、20日(日)午前2時~(土曜深夜)地上波放送予定。

ACL決勝トーナメント 今後の放送予定|アジアチャンピオンズリーグ|日本テレビ