【ラグビー】オータム・ネーションズカップ~アイルランド代表のプチ情報前編 犬好きの大男たちにギャップ萌え

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強豪8カ国が激突。世界トップレベルの戦いに注目だ。
(写真:k_yu / PIXTA(ピクスタ)※写真はイメージ

ラグビーの欧州6カ国対抗戦「6nations」に参戦したイングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、フランス、イタリアにフィジーとジョージアが加わった8カ国による対抗戦「オータム・ネーションズカップ」が、11月13日(現地時間)から4週間にわたって行われる。

新型コロナウイルスの影響を受けて中止となった国際試合の代替大会として開催することになった本大会。「6nations」の激闘を終えたばかりの欧州の強豪国に、東欧の雄ジョージア、オセアニアの強国フィジーが加わり、さらなる熱い戦いが繰り広げられる。

開幕戦ではアイルランドとウェールズが対戦。今回はアイルランド代表の意外なプチ情報、前編ではFW陣をご紹介。

 

 

 

 

 

PR/HO:気は優しくて力持ち 家族愛あふれる選手たち

【プロップ/フッカー】

気は優しくて力持ち。1列目には家族愛にあふれる選手たちが多い。

 

豪州出身のPRフィンレイ・ビーラムには、熱心な“応援団”がいる。豪州在住の両親は、通常であれば息子の試合は必ず生観戦。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレビ観戦予定だが、毎回のように豪州から世界各地へ応援行脚していたという。

 

名門レンスター所属のPRエド・バーンは、双子のブライアンと共に「Byrne兄弟」として年代別代表の時から注目されていた。2人はアカデミーから長年レンスターに所属していたが、ブライアンは20年からブリストル・ベアーズ所属に。初めて別々の道を歩むことになったが、毎日のように電話で話しているとか。

 

19年W杯代表のPRアンドリュー・ポーターは、左腕にタトゥーがある。08年に亡くなった母に敬意を示したものだという。

 

HOデイブ・ヘファーナンは4年ぶりの代表招集。父親のIvanさんも、元U21アイルランド代表で、地元クラブなどでも活躍した。

HOロナン・ケレハーは同じプロ選手の兄Cianの影響で4歳の時にラグビーを始めた。

 

PR/HO:意外な特技を持つ選手たち

 

 

 

【プロップ/フッカー】

意外な特技を持つ選手も。19年W杯アイルランド代表のPRジョン・ライアンはダーツが得意だ。

 

3大会連続でW杯代表のPRキアン・ヒーリーは、料理が得意。「ベイクドサーモンと温野菜」が十八番で、17年代表戦で来日した際は当時オープンしたばかりの商業施設「GINZA SIX」で神戸牛の霜降りを堪能した。

 

また、HOロブ・ヘリングは南アフリカ・ケープタウン出身で、特技はサーフィン。

 

LO:犬を愛する大巨人たち

 

 

 

【ロック】

身長2メートル近く、体重は100キロ超えの「大巨人」ぞろいだが、犬をかわいがる側面も持っている。

15、19年W杯代表のイアン・ヘンダーソンは見た目通り、ペットにいかつい茶色の狩猟犬種「ビズラ」を2頭飼っている。

一方でクイン・ルーは、ミニチュアダックスフンドが愛犬。身長198センチの大男とかわいらしいワンちゃん、これが“ギャップ萌え”なのかもしれない。

 

19年W杯代表のタイグ・バーンも身長198センチの大男。W杯期間中は犬ではないが、かわいらしい“ネズミ”の国、東京ディズニーランドを堪能した。

 

当時23歳で19年W杯代表となったジェームズ・ライアンは身長203センチ。次世代のホープであり、19年W杯をもって引退した大スター、ローリー・ベスト元代表主将からリーダーシップをとるように言い渡されている。

196センチのアルタン・ディレインは、フランス・パリ生まれ。父親がコートジボワール出身。7歳までパリで過ごし、母親の出身地アイルランドへ移住した。

 

3列目:陸上競技はラグビーに生きる?

 

 

 

【フランカー/No.8】

ウィル・コナーズは、ハードル選手だった父ニックにラグビーを勧められた。下のきょうだいたちはハードル走者で、ともに代表経験あるほどの一流選手だ。

 

19年W杯代表のCJ・スタンダーは10代の頃、ラグビーと円盤投げの「二刀流」。円盤投げでも強豪選手だった。

 

一方で、ジョシュ・ファン・デル・フリールは、父ダークさんも元ラグビー選手という生粋のラガーマン家族。18年1月には1試合タックル数34でリーグ記録を樹立し、タックルの鬼として各国に恐れられている。

 

カエラン・ドリスは若手の成長株。両親は精神療法ビジネスを展開、兄は大学で心理学を専攻しており、スピリチュアルな育ち。

 

そしてまたまた愛犬家登場。15、19年W杯代表のピーター・オマホニーは、障がい犬支援団体をサポートしている。

(mimiyori編集部)

 

 

 

 

※アイルランドーウェールズ戦のもようは、WOWOWで11月13日(金)深夜3時45分~放送予定。

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