【行ったつもりシリーズ】エリア拡大の「八王子いちょう祭り」デジタルスタンプラリー 師弟タッグで激走(1日目・後半)

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八王子を見渡せるスポットを発見!(撮影:光石 達哉)

2020年も挑戦した「八王子いちょう祭り」のデジタルスタンプラリー。2021年はチェックポイントが増えて難易度が上がったようなので再挑戦、自転車初心者の編集部見習いコイケとともに出かけてみた。

第2回は、山梨県のJR上野原駅から難所の和田峠を越えて八王子に戻ってくるルートでスタンプを集めた。

 

 

 難所「和田峠」に大苦戦!

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難所の和田峠を上るコイケ。ここでも軽々としたペダリングで先を行き、視界から消えてしまった(撮影:光石 達哉)

チェックポイントの数が昨年の24カ所から39カ所に増えて、エリアも拡大した八王子いちょう祭りのデジタルスタンプラリー「むーちゃんスタンプラリー」。

前回、最も遠くにあるJR上野原駅のチェックポイントまで自転車で走り、全39個中20個のスタンプをゲットした。ランチ休憩の後、再び八王子に戻るが、今回は先ほどの大垂水峠ではなく、より標高が高く勾配もきつい和田峠を越えることになる。

 

上野原駅前から甲州街道に出てちょっとだけ東へ向かい、県道521号に左折して神奈川県相模原市へ。この道もアップダウンが続き、途中から和田峠の上りに入っていくが、大垂水峠でヒルクライムに目覚めたコイケは軽快なペダリングで先行していく。前回書き忘れたのだが、実はコイケはこの数週間前に愛知県の実家まで自転車で帰っていて、もはや初心者とは呼べない感じにもなってきている。

 

和田峠は、八王子側から上る通称「表和田」は都内屈指の激坂として知られる。一方、今回上る相模原側の「裏和田」はちょっとだけ緩やかで、序盤は景色も日当たりもいい。上野原駅から7kmちょっと、上り始めから約2.5km走った中腹にチェックポイント「和田の里体験センター」があり、コイケはここで待っていた。

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相模原側から上った和田峠の中腹にある「和田の里体験センター」。ここから先、さらに勾配は厳しくなる(撮影:光石 達哉)

まだ和田峠の頂上までは約3.5kmあるが、このあたりから勾配はきつくなってくる。途中、民家の前の柿の木にサルが数匹いて、先行していたコイケが写真を撮っていた。

親子連れのように見えるが、親ザルの方はかなり体がデカいい。このあたりは野生のサルをよく見かけるのだが、目が合うとこっちに飛びかかって来るような気がして身がすくむ。しかし、この時は人の気配を感じたのか、すぐに屋根伝いに山の中へと消えてしまった。

さらにその先、ベンチが置いてあるだけの見晴台があり、晴れていれば富士山がよく見える。コイケが何度か止まって写真を撮っていたところを、「うさぎとかめ」の要領でいったん追い越すも、結局はコイケにぶち抜かれるという展開が続く。最後、勾配15%ぐらいの激坂になったところでようやく頂上に到達した。

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「和田峠」制覇! 東京都八王子市と神奈川県相模原市の境界の峠のひとつだ(撮影:光石 達哉)

ここ「和田峠」もチェックポイントだ。標高690mで、大垂水峠よりも約300mも高く、スマホの電波が弱くてデジタルスタンプを押すのにちょっと時間がかかった。

頂上には峠の茶屋が1軒ある。また陣馬山の登山口のひとつで、高尾山からも尾根伝いで歩いて来れるようで、登山客らしき人も多かった。

 

 童謡「夕焼小焼」ゆかりのスポットへ

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和田峠を下り切った先にある自然体験型レクリエーション施設「夕やけ小やけふれあいの里」。童謡「夕焼小焼」を作詞した詩人・中村雨紅の生家やお墓が近くにある(撮影:光石 達哉)

時刻は午後2時を回ったところで、ここからはいわゆる「表和田」を下る。10%前後の急勾配の細い道が続くので、登山客やときおり通るクルマに気をつけながら、ブレーキを握りしめて下っていく。約3km走って陣馬高原下バス停を過ぎると、緩やかな下り坂に変わる。

和田峠から6kmちょっと下ったところに、次のチェックポイント「夕やけ小やけふれあいの里」がある。ここもサイクリング中の定番立ち寄りスポット。ちょっと久しぶりに来たら、売店がリニューアルされてちょっとおしゃれなカフェ風になっていた。

 

 八王子の隠れた名所をめぐる

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八王子の市街地まで戻り、「富士森公園」へ。いちょう祭りのスタンプラリーなんだけど、久しぶりにいちょうの木を見たような…(撮影:光石 達哉)

ここからは陣馬街道をさらに東へ進み、八王子の市街地方面へ。いったんスタート地点の追分町交差点まで戻るがそのまま突っ切って、その先で右折してJR中央線の下をくぐる。ここからは八王子の南側に点在するスタンプを集めていく。

「夕やけ~」から約13km走って、「富士森公園」に到着。野球場、陸上競技場などの運動施設がたくさんあり、春はお花見、夏は花火大会なども楽しめる公園だ。午後3時を過ぎて学校が終わって遊んでいる子どもたちの姿も多い。

 

次のチェックポイントは約1.5km東へ進み、八王子駅南口のサザンスカイタワービルの3Fにある「桑都日本遺産センター 八王子博物館」通称「はちはく」へ。しかし、日没が近づいてきたので、外観だけで眺めて先を急ぐ。

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JR八王子駅南口に立つサザンスカイタワー八王子。3階にある「桑都日本遺産センター 八王子博物館」、通称「はちはく」がチェックポイント(撮影:光石 達哉)

今度は約1.5㎞南下し、「片倉城跡公園」へ。片倉城は室町時代に築城されたそうで、公園内は生物や植物など自然が豊富とのこと。入口付近には彫刻が多数展示してあるのも特徴だ。

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「片倉城跡公園」では、たくさんの彫刻が展示。左の作品は「アテネの戦士」(撮影:光石 達哉)

 階段を上ると そこは…!?

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次のチェックポイント「道了堂跡」は、この階段の上にある。しょうがない、上るか…(撮影:光石 達哉)

さらに南へ2㎞ちょっと走る。

国道16号・八王子バイパス沿いの丘の上にある「道了堂跡」が次のチェックポイントだが、自転車を降りて結構な階段を上らないといけない。やっとこさで一番上まで登ってみたら、眼下には八王子の街並みが広がっていた。

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この丘は大塚山公園といって、階段の上からは八王子の街並みが見渡せた。一番高いビルは、先ほど通ったサザンスカイタワー八王子(撮影:光石 達哉)

さらに、かつて生糸商人たちが通っていた「絹の道」をしばらく歩き、「道了堂跡」をようやく見つけた。ここで時間を使ってしまって、だいぶ日も傾いてきた。

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この丘を貫く道は、横浜開港後に輸出用生糸の流通路として栄え、「絹の道」と呼ばれている(撮影:光石 達哉)

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さらに山の中に入ったところにある「道了堂跡」。天狗の化身と言われる道了尊という修験僧を祭っていたお堂があったという(撮影:光石 達哉)

 養蚕の名所をめぐる

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昨年もチェックポイントとして訪れた「絹の道資料館」。冬季は16時半閉館だが、今年も間に合わなかった…(撮影:光石 達哉)

次の「絹の道資料館」は地図上では近くにあるのだが、舗装されている道では繋がっていないようだ。地図アプリを見ながら道を探し、約3.5km走って到着。ここは八木下要右衛門(やぎしたようえもん)という生糸商人の屋敷跡を活用した資料館だそう。

 

さらに約700m南にある「小泉家屋敷」へ。ここは明治期の養蚕農家だが、現在も住居として使用されているため、敷地内は非公開となっている。時計は午後5時前で、ほぼ日も沈んでしまったので、この日はここまで。

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この日最後のチェックポイント「小泉家屋敷」。かつての養蚕農家だが、現在も住居として使われているので敷地外から眺めるのみ(撮影:光石 達哉)

この日集めたスタンプは、全39個中29個。最初のチェックポイント「追分」からは、70kmちょっと走ってきた。

ちなみにコイケは自宅までの往復を含めて150km以上走り、獲得標高も1300m越えと人生MAXを更新したが、まだまだ余力がありそうなのはさすがだ。残るスタンプ10個は、日を改めて挑戦する!

(光石 達哉)

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今回のルート:S上野原駅-①和田の里体験センター―②和田峠-③夕やけ小やけふれあいの里-④富士森公園-⑤はちはく―⑥片倉城跡公園-⑦道了堂跡-⑧絹の道資料館-⑨小泉家屋敷(撮影:光石 達哉)

 

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