【自転車】「若葉マーク脱出計画」⑨~自転車お守りを目指して「たまリバー50キロ」で初詣サイクリング!(後編)

自転車お守り

自転車お守りで2022年サイクリングの無事を祈る!(撮影:光石達哉)

自転車初心者の編集部見習いコイケが、師匠に弟子入りして上達を目指す企画「若葉マーク脱出計画」。

新年を迎えたということで、今回は初詣サイクリング後編。

自転車初心者の編集部見習いコイケとともに多摩川サイクリングロード「たまリバー50キロ」を走って、交通安全の自転車お守りをゲットしにいく。

 

 

 内陸の昭島市にクジラ?

多摩川サイクリング

多摩川河口から50km以上走るサイクリング初詣!(撮影:光石達哉)

寺社巡りが好きなコイケが自転車お守りが欲しいということで、いろいろ本人に調べてもらったところ、多摩川サイクリングロードの終点近くにある羽村市の「阿蘇神社」にあるという。

初詣がてら行ってみるついでに、多摩川サイクリングロードを一気に走ってみることにした。

前回は立川付近までリポートしたが、そこからしばらく走り、河口から約44km地点、昭島市にあるJR八高線の鉄橋がかかるところまで来た。

 

多摩大橋

昭島市の多摩大橋付近。ここも数年前までは住宅街に避けなければならなかったけど、河川敷のサイクリングロードが舗装でつながった(撮影:光石達哉)

土手の上のサイクリングロード脇に錆びた列車の車輪が展示してある。

実はこの多摩川鉄橋では、太平洋戦争終戦からわずか9日後の昭和20年8月24日、豪雨の中で列車が正面衝突し、少なくとも105人が死亡する大事故があったという。

この車輪は、事故後に多摩川から引き上げられたそうだ。

 

アキシマクジラ

かつての鉄道事故を伝える車輪、それとほぼ同じ場所で約200万年前のクジラの化石が見つかったことを示す案内板(撮影:光石達哉)

同じ場所には、クジラについて解説している看板もある。

時は流れ昭和36年、この付近で全長約16mのクジラの化石が発見された。

約200万年前のものとされ、現在のクジラと異なることからアキシマクジラと呼ばれ、平成30年には「エスクリクティウス・アキシマエンシス」という正式な学名が付けられたという。

それにちなんで、この付近は「くじら運動公園」と呼ばれ、さらに昭島市には「昭島市民くじら祭」というお祭りや「くじらロード商店会」という商店街があったりと、クジラによる町おこしも盛んに行われているようだ。

 

 50キロ完走‼  終点で「玉川兄弟」とご対面

羽村取水堰

ゴールの羽村取水堰に到着。ここにも「たまリバー50キロ」の案内板がある(撮影:光石達哉)

再び自転車にまたがり、土手の上と河川敷を行き来しながらさらに上流へ。

あっという間に多摩川サイクリングロードの終点のひとつである「羽村取水堰(はむらしゅすいせき)」に到着。

スタートで見た「たまリバー50キロ」の案内板が、ここにもあった。

まだ昼の12時前で、ほとんど休憩を取らずに走ってきたので、3時間半ほどでゴールできた。

羽村堰下橋

多摩川サイクリングロードの終点は対岸にあるとの説もあるので、羽村堰下橋を渡る(撮影:光石達哉)

さて、多摩川サイクリングロードの終点は対岸の「羽村郷土博物館・旧下田家住宅」という説もあるので、そっちにも行ってみる。

 

羽村郷土博物館

サイクリングロード終点のひとつ、羽村郷土博物館・旧下田家住宅。特に終点を示す目印らしきものはなさそうだ(撮影:光石達哉)

「対岸側を走るのは初めて」とウキウキしているコイケとともに、羽村堰下橋という細い橋を渡り、5~600mほど走ると、これといって目印のない行き止まりになっていた。

 

再び橋を渡って、羽村取水堰に戻る。

 

羽村堰下橋

このあたりまで来ると、川幅もだいぶ狭くなっている(撮影:光石達哉)

羽村取水堰

奥の多摩川から羽村取水堰の水門を通過して、右の玉川上水に水を引き込んでいる(撮影:光石達哉)

羽村取水堰とは、多摩川から玉川上水に水を引くために江戸時代初期の1653年に完成。

当時、玉川上水は四谷大木戸まで全長43kmあり、その水は江戸市民の生活用水として使われた。

 

玉川兄弟

羽村取水堰のそばには、玉川上水を造るのに尽力した玉川兄弟の銅像が立つ(撮影:光石達哉)

取水堰のそばには、玉川兄弟の像もある。玉川上水・羽村取水堰の工事をわずか8カ月でやり遂げたこの庄右衛門・清右衛門の兄弟は、江戸幕府から「玉川」の姓と200石を賜わったという。

 

 東京の阿蘇神社で初詣

阿蘇神社

阿蘇神社南参道の鳥居。社殿は400mほど奥にあるので、気づかずにスルーしてしまいがち(撮影:光石達哉)

さて、本来の目的は初詣だったので、目当ての阿蘇神社へ向けてもう一息、自転車を走らせる。

取水堰の先で再び多摩川の土手の上に出て、1kmちょっと走ると木製の鳥居が見えてくる。

 

阿蘇神社

自転車で回り道して、阿蘇神社の社殿に到着。境内には樹齢1000年以上のしいの木もあるとか(撮影:光石達哉)

このあたりは何度か来たことがあるけど、鳥居があるだけで社殿などないのかなと思っていたら、どうやら多摩川沿いに長く参道が伸びているようだ。

しかし、この参道は未舗装で自転車では入りにくいので、川沿いから外れて住宅街の中の路地をクネクネとたどる。

数100m走ると、東門の鳥居が見つかった。ここからだと社殿はすぐそこだ。

 

自転車お守り

お守りは無人で売られていた。お金は賽銭箱の中へ(撮影:光石達哉)

阿蘇神社は601年創建。

その後、平将門が社殿を造営し、小田原北条氏や徳川家康、家光なども支援したという武門との縁がある神社だそうだ。

最近では、多摩川サイクリングロードの終点に近いことから多くのサイクリストが訪れるようになり、自転車の交通安全お守りも置くようになったようだ。

 

 自転車お守りをゲット! 締めは巨大ハンバーガー

自転車お守り

めでたく自転車お守りもゲットし、初詣サイクリングもゴール!(撮影:光石達哉)

社殿は大きくて立派だが、普段は宮司の方が常駐しているわけではないようで、この日も境内に人の気配はなかった。

賽銭箱の横にいろんな種類のお守りが並べて置いてあるが、どうやって買うのかなと思っていたら、賽銭箱にお金を入れてお守りをお預かりすることになっているらしい。

郊外でたまに見る野菜の無人販売所のようなシステムだ。

というわけで無事にお参りも済ませ、めでたく自転車お守りもゲットできた。

 

デモデヘブン福生店

ランチは福生の横田基地近くのレストランで、アメリカンな巨大ハンバーガーをいただく。ちょっとレア目の焼き加減で肉の味がガツンと感じられた(撮影:光石達哉)

ちょうど時間はお昼過ぎということで、このあたりでランチのお店も探すことに。

ここからは福生の米空軍横田基地が近く、その周りにはアメリカンな感じのレストランも多い。

 

実はこの日はまだ12月下旬で、米軍基地周辺での感染拡大のニュースもなかったので、1軒のお店に入ってみる。

あまり初詣っぽくないけど、アメリカンサイズの大ぶりなハンバーガーに食らいついて、お腹も満足させることができた。

(光石 達哉)

羽村市

今回のルート(羽村周辺):①くじら運動公園-②羽村取水堰-③羽村郷土博物館-④阿蘇神社-⑤ランチ(撮影:光石達哉)

 

stravaログ

今回のルート(全体図):①平和の大鳥居-②たまリバー50キロ起点-③多摩川浅間神社-④二子玉川駅-⑤根川貝殻坂橋-⑥阿蘇神社(撮影:光石達哉)

 

mimi-yori.com

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