【東京パラリンピック 内定選手紹介】車いすバスケ=代表24人発表!ベテランから若手まで全員で世界に挑む

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19年の車いすバスケットボール男子日本代表。(19年9月、撮影:mimiyori編集部)

8月24日に開幕する東京パラリンピックについて、車いすバスケットボールの日本代表男女各12人がこのほど発表された。

 

日本は男女共に、予選リーグのグループAに入る。

過去最高7位からメダル獲得を目指す男子は12年ロンドン大会で金メダルのカナダ、16年のリオ大会で銀メダルのスペイン、トルコ、コロンビア、韓国と対戦する。

4位となった2008年北京来会以来の出場となる女子は、12年ロンドン大会で銀メダルのオーストラリア、16年リオ大会で銀メダルのドイツ、カナダ、イギリスと試合を行う。

 

予選A、B組の上位4チームが準々決勝トーナメントに進出し、決勝は女子が9月4日、男子が5日に行われる。

 

 

 

男女共にメダル獲得へ

日本は男女共に開催国枠での出場となる。

男子のパラリンピック出場は初出場以来12大会連続だが、過去最高成績は7位。初のメダル獲得を目指す。女子は3大会ぶりの出場。初出場を果たした1984年ニューヨーク/ストーク・マンデビル大会と2000年シドニー大会の銅メダル以来となるメダルを目指す。

 

男子代表を指揮するのは、京谷和幸ヘッドコーチ。

実は元Jリーガーで、車いすバスケでは、00年シドニー大会から4大会連続でパラリンピック出場を果たした。16年から男子のU23日本代表HCを、20年からA代表HCを兼任している。「トランジションバスケ」と「ディフェンスで世界に勝つ」を軸に世界に挑む。

 

 

香西は4大会連続出場 日本人唯一のプロ選手

男子の主軸となるのは、日本の絶対的エース・香西宏昭だろう。

日本人で唯一の現役プロ車いすバスケ選手で、長年ドイツのブンデスリーガで経験を積んできた。パラリンピックは4大会連続の出場となる。

先天性の両下肢欠損で、小学6年生から車いすバスケットボールを始めた。高校卒業後は、単身アメリカに渡り、イリノイ大学で憧れのマイク・フログリー氏の指導を仰いだ。13年に大学卒業後すぐにドイツ・ブンデスリーガのチームとプロ契約を結んでいる。

「今世界は誰もが想像していなかった困難に直面しています。そのような中でも日々自分たちの目標達成に向き合えることの尊さを噛み締めています。感謝の思いとともに史上最高の自分と日本代表チームになれるよう日々精進して参ります」

 

 

藤本集大成へ 最強チームで挑む

その香西を上回り、パラリンピック5大会連続出場となるのが、チーム最年長・37歳の藤本怜央だ。

小学3年生の時に交通事故で右膝下を失う。義足をつき、小学時代はサッカー、中・高校時代はバスケットボールに熱中した。その後車いすバスケに転向、04年アテネパラリンピックの前から日本代表として戦い続けている。

「日本代表に初選出されてから19年、日本代表として集大成を見せる大会が自国開催であり、私の知る中で過去最高に強い日本代表チームだと確信しています」

 

 

髙柗 1年延期で急成長・期待の若手

ベテラン 2人のひと回り下の世代からも、代表選手が選ばれた。

21歳の髙柗義伸だ。これまでA代表の公式戦に出場した経験はない。ただ東京大会が1年延期となったことで、自粛期間中も車いすでタイヤを引きながら坂道を走るなど、フィジカルを強化し、急成長を遂げた。

 

中学校まで野球をしていた髙柗は、中3の時に左脚に骨肉腫を発症。高校入学後に競技を始めた。同じく代表に選ばれた鳥海連志や赤石竜我とともに、男子U23日本代表の主力メンバーだ。

「自分のプレーでチームに勢いをつけ、日本の勝利に繋げられるようベストを尽くします」

 

 

藤井 北京大会の経験を糧に3大会ぶりのパラへ

 女子は、藤井郁美・網本麻里をダブルキャプテンとして、メダル獲得に挑む。

 

藤井郁美は08年北京パラリンピックで4位入賞を果たしたメンバーの1人。

父は陸上で国体に出場、妹も陸上でインカレに出場するなどスポーツ一家に育った。

小学生からバスケを始めたが、中学3年生の時に骨肉腫が見つかった。20歳で車いすバスケを始め、3年後には日本代表に選ばれた。夫の藤井新悟も元男子日本代表選手で、現在は男子U23日本代表のアシスタントコーチを務めている。

「今大会はコロナ禍での大会で多くの不安や葛藤がある中ではありますが、スポーツの力を信じ、私たちの闘う姿で希望を見出してもらえれば幸いです。自分たちのバスケットを信じてメダル獲得を目指します」

 

 

代表選手24人!

車いすラグビー日本代表は男女各12人。競技は8月24日~9月5日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザと有明アリーナで行われる。

 

男子

岩井孝義(1.0)、川原凜(1.5)、豊島英(2.0)、藤澤潔(2.0)、鳥海連志(2.5)、赤石竜我(2.5)、古澤拓也(3.0)、香西宏昭(3.5)、秋田啓(3.5)、宮島徹也(4.0)、髙柗義伸(4.0)、藤本怜央(4.5)

 

女子

財満いずみ(1.0)、北間優衣(1.0)、萩野真世(1.5)、安尾笑(2.0)、柳本あまね(2.5)、平井美喜 (2.5)、小田島理恵(2.5)、 清水千浪(3.0)、土田真由美(4.0)、藤井郁美(4.0)、網本麻里(4.5)、北田千尋(4.5)

 

(mimiyori編集部)

 

 

 

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