【パラスポーツ】車いすラグビー=ワールドチャレンジ初日 日本代表が格下ブラジルに快勝 優勝へ好発進

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オアーHCを中心に、観客の前で円陣を組む車いすラグビー日本代表

(撮影:mimiyori編集部)

車いすラグビーの国際大会「ワールドチャレンジ」は16日、東京・渋谷区の東京体育館で開幕し、予選プール4試合が行われた。予選プールAの日本代表(世界ランキング2位)は61-42で格下のブラジル(同10位)に快勝。優勝に向けて好スタートを切った。

先発メンバーは「イケイケコンビ」のエース池崎大輔、池透暢主将、若山英史、今井友明という経験豊富な布陣。序盤からリードを保ち、第3ピリオドからは池崎、池抜きのメンバーで戦うなど、メンバーの底上げも図った。

あす17日はフランス(同6位)と対戦。大会は予選プール2組の上位2カ国が決勝トーナメント準決勝に進出し、大会は20日に決勝を行う。

 

 

 

ケビン・オアー日本代表ヘッドコーチ 「いい試合だった」

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国際的な名将、日本代表のケビン・オアーHC(撮影:mimiyori編集部)

序盤からリードを保ち、61―42で快勝。第3ピリオド途中からは池、池崎抜きのメンバーで戦った。

「いい試合だった。特に若い選手が頑張ってくれた」

ブラジル戦は、戦前から橋本勝也ら若手の起用を計画しており「若手が上手くプレーできるかが今の課題。20年東京に向けて経験を積む良い機会」と振り返った。

若手選手の機会は限られるが、少ない機会で個性を十分に発揮してくれることを期待している。
「大会前半が若手にとってチャンス。多くの観客、メディアの注目が集まる緊張感、雰囲気の中で、どれだけ力を発揮できるかが重要」と話していた。

池透暢主将 若手を評価しつつ注文

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池透暢主将(撮影:mimiyori編集部)

まずは初戦。主将として、選手たちのコンディションを気にかけていた。

「みんなが、どんな仕上がりで来るか注目していた。チームの流れは良かった」

橋本ら若手のプレーについては評価しながらも、先輩として注文をつけた。

「もっと周りを見てプレーできるようになってほしい。大きな舞台で、どれだけのパフォーマンスを出せるか。今大会で良い経験ができると思う」

多くの声援に応えるプレー、そして台風で被害に遭った人たちを勇気づけるプレーを続けていく決意を固めている。

「声援も大きくて気持ちを高ぶらせながらプレーしていた。自分たちが必ず誰かのためになっていると信じている」

 

エース池崎大輔 「この場にいれることが幸せ」

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日本のエース・池崎大輔(撮影:mimiyori編集部)

池崎は多くの声援が飛び交った会場。エースはその中でプレーできる喜びをかみしめていた。

「会場の雰囲気がとても良くて、この場にいれることが幸せ。相手の情報は少なかったが、良い試合ができた。車いすラグビーの魅力をどんどん発信したい」

高校生選手・橋本のプレーについては「周りを見ながら、考えてプレーしている。攻守で自分から動いて相手に向かっていた。ここで経験できたことは大きなこと」と評価していた。

高校生アスリート・橋本勝也 がチーム最多18得点 

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高校生プレーヤー・橋本勝也が大活躍(撮影:mimiyori編集部)

20年東京に向けて経験を積み、自信をつけていかなければならないと自覚している。

「コーチたちからは自信を持ってプレーするようにと言われている。今はスポンジのようにいろいろなことを吸収して、強豪国にも立ち向かえるプレースタイルを確立したい」

スピードは世界のトップに通用してきたと実感できているという。プレースタイルは攻守で機敏な動きを見せ、諦めないこと。若き才能が20年東京へ開花しようとしている。


(mimiyori編集部)