【パラQ&A】日本人が“絶対王者”君臨~車いすテニス①

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車いすテニス界の”絶対王者”国枝慎吾(写真:SportsPressJP/アフロ)


東京パラリンピックは1年延期されたが、21年8月24日に開幕することが決まった。オリンピック競技は知っているけれど、パラリンピック競技はよく分からない……という人も多いかもしれない。この連載「パラQ&A」は各競技について、見どころをクイズ形式で紹介する。今回は車いすと健常のテニスの違いや四大大会で活躍する日本のトップ選手に関するクイズを出題。

 
 

Q.国枝慎吾選手の四大大会優勝回数は?

    1. ①5回
    2. ②20回
    3. ③45回
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

③45回

国枝選手は20年9月の全米OP男子シングルスを制し、四大大会ではダブルスを含め男女通じて最多となる45個目のタイトルを獲得。年間グランドスラムは5回達成。21年に延期となった東京パラリンピックでも金メダル最有力候補。

 

Q.国枝慎吾選手が健常のルールと同じようにできるプレーとは?

  1. ①300キロサーブ
  2. ②ワンバウンドで返球
  3. ③両利きでラケットを持ち替える
 
 
 
 
 
 
 
 
 

②ワンバウンドで返球

車いすテニスでは2バウンドでの返球を許されているが、ほとんどの球をワンバウンドで返す。相手に背を向けた状態で打たれても、素早く落下点にたどり着いて正確に返球。

 

Q.16年リオシングルス銅メダリストの上地結衣選手が取り組んできた女子で世界初のプレーとは?

  1. ①男子トップ選手並みの超高速サーブ
  2. ②スピンを効かせたフォアハンド
  3. ③バックハンドのトップスピン








 

③バックハンドのトップスピン

女子選手としては珍しいバックハンドのトップスピンを取り入れている。フォアハンドと異なり、ラケットを180度以上回転させて振り切るため、力強いストロークが可能。上地選手は20年9月の全米OP女子ダブルスで優勝。東京パラリンピックでは、2大会連続のメダル獲得に期待がかかる。

 

Q. 選手によってさまざまな工夫を凝らす競技用車いす。16年リオ代表の眞田卓選手が開発した車いすの元ネタは?

  1. ①バイクをヒントに、太腿ではさむ部品を装着した
  2. ②クーラーをイメージし、体感温度を下げるため扇風機を装備した
  3. ③ラグビーをイメージし、おもりをつけて推進力をつけた









①バイクをヒントに、太腿ではさむ部品を装着した

16年リオ出場後、「ニーグリップパッド付き車いす」の研究を開始。もともとバイク好きである眞田選手自身の発想から生まれた。股関節で挟み込む力を活かすことで、パワフルさをプレーに生かすことが可能に。これまでそろえていた両脚がワイドスタンスに変化。さらに内転筋を使うことで、ショット時はより下半身からのパワーを載せることができるという。

Q. 健常のテニスにはない車いすテニス独特の動きとは

  1. ①ラケットの大きさが健常の1.1倍
  2. ②サーブはラインからはみ出しても5センチ以内なら有効
  3. ③相手に背を向ける







 

③相手に背を向ける

車いすは左右に動くことができないため、選手はターンをする時に相手に背を向けるという、健常テニスにはない動き方をする。車いすを機敏に動かすチェアワークスキルの高さとともに、相手のプレーを予測して動くという“試合の読み”が大切になる。

Q.障がいで発汗機能が失われているクアードクラスの選手。体温調整のために行うことは?

  1. ①冷房機能が付いた車いすに乗る
  2. ②足湯のような水風呂を用意
  3. ③霧吹きを顔にかける







 

③霧吹きを顔にかける

水分補給だけでなく、霧吹きで水を顔や体に吹きかけて気化熱を利用して体感温度を下げる。クアード選手には大会側がシェード、氷入りバケツを準備することが義務づけられている。
(mimiyori編集部)