【紅白歌合戦】「今さら聞けない紅白出場歌手」~曲順に全出場歌手 詳細解説(後半)

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毎年恒例、お茶の間で繰り広げられる「この人誰だろう」問題は、この記事で解決
(写真:photoAC)

まもなく、大みそか毎年恒例のNHK「第72回NHK紅白歌合戦」(2021年12月31日午後7時30分~11時45分)が放送される。

家族団らんのひととき、張り切って見てみるものの、年代それぞれで毎年思うことがあるだろう。

「あれ、よく見ると知らない歌手がいる…」

 

お子さんと話が合わない、逆もまたしかり。

先日はテーマ別に出場歌手について解説したが、今回はその記事を曲順に再編集。番組を見ながらチェックできる「今さら聞けない紅白出場歌手」を特集する。

曲順通りの「後半」をお届け。

 

 

 

後半~実力派 勢ぞろい

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(企画:~明日への勇気をくれる歌~東京都交響楽団 LiSA 高橋洋子)

 

(紅)AI

ソロ歌手。R&Bを織り交ぜたパワフルな歌唱が魅力。5年ぶり4回目の出場となる。NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌「アルデバラン」を披露する。

 

(白)関ジャニ∞

ジャニーズ所属の5人組アイドルグループ。アイドルでありながらバンドとしても活動するハイブリッドな一面と関西人らしい軽妙なトークで、幅広い層から人気を集めている。10年連続の紅白出場となる。「Re:LIVE」を披露する予定。

 

(紅)BiSH(ビッシュ)

6人組アイドルグループ。「楽器を持たないパンクバンド」をキャッチコピーにしており、アイドルらしからぬ攻撃的なスタイルで人気を博している。

ライブ前に恒例で、メンバーが行う円陣の掛け声は放送禁止用語。それをやるのかやらないのか。さすがにやらないだろうと予想はするが、若干ドキドキする。「プロミスザスター」を披露する予定。

 

(白)三山ひろし

演歌歌手で、15年以来7年連続出場となる。けん玉を得意としており、紅白では17年から毎年、歌唱中にけん玉の基本的な技「大皿」を 何人連続で成功できるかというギネス記録にチャレンジ。18年に124人連続で成功して記録を樹立しており、20年には125人連続で再度記録更新。「浮世傘~第5回 けん玉世界記録への道~」と題してパフォーマンスをする21年も果たして成功なるか⁉

 

(白)平井大

初出場。シンガーソングライター。「Stand by me, Stand by you.」「題名のない今日」の2曲がストリーミング再生累計1億回を突破するなど根強い人気を誇っている。紅白でもその「Stand by me, Stand by you.」を披露する。

 

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(この後、企画:「ライフイズビューティフル」 ケツメイシ)

 

後半~アイドル系&骨太ミュージシャン

 

(紅)Perfume

14年連続14回目の出場。テクノポップの3人組ユニットで、楽曲と振り付けで独特の世界観をつくりだす。今回の曲は「ポリゴンウェイブ」。

 

(紅)millennium parade × Belle (中村佳穂)

4人組ロックバンド「King Gnu」のボーカル・常田大希のソロ・プロジェクト「millennium parade(ミレニアム パレード)」とシンガーソングライターの中村佳穂のコラボレーション。映画「竜とそばかすの姫」のメインテーマ「U」を披露する。

 

(白)宮本浩次

ソロとしては今回が初出場だが、出場自体は3回目。17年にエレファントカシマシとして初、椎名林檎とのユニットで特別枠で2度目の出場を果たしている。

ロックミュージシャン。ロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカルを務める傍ら、ソロアーティストとしても活躍。20年には松田聖子「赤いスイートピー」など往年の名曲をカバーしたアルバムを発表し、大きな話題となった。紅白では「夜明けのうた」を披露する予定。

 

(紅)乃木坂46

アイドルグループ。同じく紅白に出場する櫻坂46、日向坂46と共に「坂道シリーズ」として親しまれている。7回連続の出場。2016年に発表した「きっかけ」を披

 

(企画:「望郷じょんがら 北酒場」 細川たかし) 

 

 

後半~各世代の大ヒット歌手 大集合

 

(紅)坂本冬美

演歌歌手。21年でデビュー35周年をむかえ、情念をテーマにしたカバーアルバムを発表するなど精力的な活動を続けている。21年で通算33回目の出場となる。名曲「夜桜お七」を披露する。

 

(白)藤井風

初出場。岡山県里庄町出身のシンガーソングライター。YouTubeに当時投稿していた動画が評判となり、20年にメジャーデビューすることになったシンデレラボーイ。「きらり」を歌う。

 

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(紅)YOASOBI

2人組音楽ユニット。ネット上で発表された小説を音楽にするプロジェクトとしてデビュー。20年に続いて2回目の出場となる。「群青」を披露する予定だ。

 

(白)鈴木雅之

通称「ラヴソングの帝王」。24年ぶり3回目の出場となった20年に続き、4回目の出場となる。

R&B歌手。もともとは75年、グループ「シャネルズ」としてデビューし、83年に「ラッツ&スター」に改称。名曲「ランナウェイ」「め組の人」などで知られ、グループの活動休止後もソロ・アーティストとして活動を続け、「もう涙はいらない」などのヒットを飛ばしてきた。

「ラッツ&スター」時代の名曲を「め組のひと 2021紅白ver.」と題して披露する。

 

(白)ゆず

デュオグループ。横浜の路上ライブから歌手としてのキャリアをスタートさせた。04年アテネ五輪のNHK公式テーマソング「栄光の架橋」など多くの人を勇気づける曲で人気を集めている。代表曲の1つ「虹」を披露する予定だ。

 

(白)星野源

シンガーソングライター。俳優としても活躍しており、16年のTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は共演した新垣結衣と21年に入籍したことも含め、大きな話題となった。TBS火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」主題歌の「不思議」を披露する。

 

(紅)あいみょん

シンガーソングライター。2021年でデビュー5周年を迎えた。恋愛感情を切なく歌い上げる歌詞で若者から絶大な支持を得ている。18、20年に続き3回目の登場となる。「愛を知るまでは」を披露する。

 

(白)BUMP OF CHICKEN

15年以来2度目の出場。4人組ロックバンド。21年前期のNHK朝のテレビ連続小説「おかえりモネ」の主題歌「なないろ」を披露する。

 

(この後、企画:「道化師のソネット」 さだまさし)

 

 後半~フィナーレに向かって国民的歌手 勢ぞろい

 

(紅)東京事変

5人組ロックバンド。ボーカルの椎名林檎をはじめ、メンバー個人の高い音楽性が魅力。20年に再結成し、紅白出場も20年に続き2回目となる。今年リリースされた「緑酒」を披露する。

 

(紅)薬師丸ひろ子

女優。81年公開の映画「セーラー服と機関銃」で主演を務め、担当した主題歌で歌手デビューした。今年でデビュー40周年。7年ぶり2度目の紅白出場となる。前回出場時にも披露した「Woman“Wの悲劇”より」を歌唱する。

 

(紅)石川さゆり

演歌歌手。22年にデビュー50周年を迎える。20年にはラッパーのKREVA、ギタリストのMIYAVIとコラボし、ファンを驚かせた。21年で通算44回目の出場となる。なお、この数字は第72回紅白歌合戦出場歌手の中では最多となる。名曲「津軽海峡・冬景色」を披露する予定。

 

(白)氷川きよし

演歌歌手。近年はロック調の曲やグラマラスなメーク姿を披露するなど、あらゆるジャンルの垣根を越えて、ますます精力的に活動している。22回連続の出場となる。伝説の歌手・美空ひばりの名曲「歌は我が命」を披露する予定だ。

 

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(白)布袋寅泰

ロックミュージシャン。80年代を代表するロックバンド「BOØWY」のギタリストを務め、解散後は主にソロアーティストとして活躍している。

21年は東京パラリンピックの開会式に派手な「デコトラ」で登場。映画「キルビル」のテーマ曲などを演奏し、会場を沸かせた。

紅白歌合戦には過去に2度、ギター演奏で登場したことはあったが、「出場者」としては初となる。

さらば青春の光 <紅白SP>」と題してパフォーマンスを行う。どんなアレンジとなるか楽しみだ。

 

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 紅白各組のトリは?

 

(白)福山雅治

13年連続14回目の出場。俳優としてのイメージも強いが、もともとは90年にシンガーソングライターとしてデビュー。以降は活動の場を広げて俳優としても各賞を受賞し、歌手としても「桜坂」「家族になろうよ」などのヒット曲を生んできた。

今回は「道標~紅白2021ver.~」で、2年連続白組のラストを務める。

 

MISIA

ソロ歌手。21年夏開催の東京2020オリンピック開会式では「君が代」を独唱。力強い歌声で日本中に感動を与えた。大トリを務めた20年に続いて6度目の出場となる。東日本大震災復興応援ソングとして2011年に発表した「明日へ」を「明日へ 2021」と題して披露する。

 

もうこれで、紅白歌合戦を完全攻略したも同然!

この後はNHK恒例の「ゆく年くる年」の鐘の音、おなじみの「ゴーン」を聞いて、2022年になる瞬間を待ちましょう!

(mimiyori編集部)

 

 

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