2021年ももうすぐ終わり。長引くコロナ禍の「おうち時間」で、例年よりも料理にいそしんだ人も多かっただろう。そんな2021年、果たしてどんな料理が流行ったのか?
クックパッドがこのほど、2021年を象徴する食・料理のトレンドおよび2022年の流行の兆しを選出する「食トレンド大賞2021」と「食トレンド予測2022」を発表した。流行語大賞ならぬ、今年の「食トレンド大賞」とは!?
21年のトレンド大賞は…!
食トレンド大賞2021は「オートミール」。オートミールはオーツ麦を脱穀して、調理しやすくしたものだ。健康志向の高まりにより、関心がさらに高まった。
オートミールは水とともに加熱することで、まるで米のように食べられる。クックパッドでも低糖質・食物繊維豊富な米の代替食として、「ご飯」「チャーハン」「おにぎり」といったワードと一緒に検索されている。
一方で、パンにクリームを挟み込んだイタリア発祥のお菓子「マリトッツォ」も入賞した。たっぷりとクリームがつまった愛らしい見た目と素朴な甘さで人気に火。アレンジして楽しむ方も多いのだとか。
ほかにも、鮮やかな青色が印象的で、映える飲み物としてヒットしたハーブティー「バタフライピー」や、「進化系フライドチキン」など、SNSから流行した料理も入賞した。
進化系フライドチキンは台湾発祥の屋台料理「ダージーパイ」が知られている。その巨大な見た目が絶大なインパクトの一品だ。
【食トレンド大賞2021】
キーワード:代替食品/高タンパク/マリトッツォ/季節のイベント/調理家電
大賞:オートミールごはん
入賞:プロテインおやつ/マリトッツォ/調理家電で時短ごはん/食で楽しむ季節のイベント/バタフライピー/進化系フライドチキン
大胆予測!2022年のキーワードは「新感覚」
2022年はどんな料理が流行るのだろうか? キーワードはずばり「新感覚」だそう。
例えば、中東発のブレンド調味料「デュカ」はナッツとスパイスをまぜたもので、振りかけるだけで手軽にエスニックな気分を味わえる。
「ポークビンダルー」は酸味があることが特徴のカレーの新潮流。
豆腐を麺状にした中国発の食材「豆腐干」は低糖質・高たんぱくであることからも注目されている。
ほかにも、おうち時間のお菓子作りで注目を集めているフランス発祥のお菓子「カヌレ」は、新食感の「半熟カヌレ」の登場で、さらにブームに火がつきそうだ。アルコール提供自粛期間中に飲食店の救世主となったノンアルカクテル「モクテル」からも目が離せない。
【食トレンド予測2022】
豆腐干/ポークビンダルー/半熟カヌレ/モクテル/デュカ
料理を普段しない方もこれらのトレンドを参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
筆者も数年ぶりに料理にチャレンジしてみようかな。ちなみに、最後の料理はコロナ前につくったカレーです…。
(mimiyori編集部)