女子大会プロデューサーに山本美憂選手!
まずは、元レスリング世界女王で格闘技イベント「RIZIN」でも活躍している山本美憂が、QUINTET女子部門の大会プロデューサーに就任することが1月に発表された。
女子大会の開催にあたり、桜庭プロデューサーが女子選手の情報をよく知る人物を大会プロデューサーに依頼したいと考え、山本に白羽の矢を立てた。
これまで女子大会でもプロデューサーを務めていた桜庭和志は、これを機にゼネラルプロデューサーとなり、イベントを統括していく。
山本は今大会、大会プロデューサーとして”美憂選抜チーム”を編成するほか、自身も試合に出場する。
山本プロデューサーのコメントは下記の通り。
すべてのことに意味がある
「私にとって、とても刺激的なチャレンジになりそうで楽しみです。レスリングをやってきたからMMAに挑戦させてもらい、MMAに挑戦したことで今回のお話に繋がっていると思います。これまで起きたすべてのことに意味があって、それで今がある。今回のお話も私のこの先の未来に大きな意味を持たせられるよう、頑張りたいと思います。
そうは言いながらも、私もまだ現役として試合をやらせてもらっていますので、今回の大会も出場したいと思ってます。私が選抜したチームを編成してクインテットの面白さが伝わるチームを作りますので楽しみにしてください」
最強軍団「CARPE DIEM」 女子も日本一なるか⁈
男子最強軍団「TEAM CARPE DIEM」から女子チームが参戦。左からSARAMI、守脇美友、石黒遥希、内山裕規、菅里実
(写真:報道資料より)
”美憂選抜チーム”の発表に先立ち、出場を決めたのが「TEAM CARPE DIEM」だ。
CARPE DIEMはQUINTETにおいて男子が3連覇を果たすなど、まさに最強柔術軍団。今回は満を持して女子チームが初参戦する。男子チームと同様に、最強の称号を求めて乗り込むことになる。
チームリーダーはチーム最年少の22歳、石黒遥希が務める。
柔術で抜群の実績を誇る。QUINTET FN2・シングルマッチで湯浅麗歌子と対戦しており、柔術ではアジア選手権3連覇、2019年JBJJF全日本選手権も制覇して茶帯になった。
「CARPE DIEMの女子チームとしては初参戦となりますが、CARPE DIEMは女子も強い!ということをアピールしたいと思っています!個性あふれるメンバーと共に、私も小柄な身体で動きまくるノンストップ柔術を活かして優勝を狙いたいと思います!」
2019年アジア選手権を制覇した内山裕規は、ポジションどりの名手でありテクニシャン。1979年生まれのベテラン・守脇美友は柔術の国際大会で優勝経験もあり、柔らかな動きが特徴だ。
菅里実は、2019年にアジア選手権アダルトライトフェザー級、アブダビグランドスタムアダルト49キロ以下級で優勝した猛者。柔道出身で、技を仕掛けるスピードに定評がある。
柔道とMMA経験者のSARAMIは、身体の強さはチーム一のオールラウンダー。サブミッションの形に入ったら脱出不可能だという。
女子部門も日本一制覇へーー1カ月後に戦いの幕が上がる。
(mimiyori編集部)