【就活】2023年卒の就職活動ついに本格化~コロナ禍の就活生に贈る「心の平穏」の保ち方前編

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2023年卒の学生は就職活動が本格化(photoAC=写真はイメージ)

2023年卒の新卒採用に向けた就職広報活動が22年3月1日、解禁された。22年4月に大学4年を迎える学生たちは今、就職活動にいそしんでいる。

この世代は大学2年の春に新型コロナウイルス禍に見舞われ、大学生活の大半をリモート授業で過ごしてきた。

人とのつながり、情報収集に制約を課された学生たちは、いかなる心構えで就活に臨むのか。

都内のトップクラスの大学に通う新4年生の女性が、コロナ時代に就活を行う上でストレス解消方法をご紹介。前編は「断捨離と食べる楽しみをつくること」について。

 

 

 

3月で内々定ゼロも 心は平常運転で

コロナ禍、家で1人過ごしていると、ふと寂しくなる。

いや寂しくはないんだけれども、何だかあらぬことばかりを色々考え、心が乱れてしまうことありませんか。

 

就活が本格的に始まった大学3年生の筆者は、この1年、自分の心の保ち方を模索してきました。

就活が早期化する中、内々定ゼロで3月を迎えますが、私の心は今のところ平常運転を続けています。孤独な就活でも、腐らない秘訣をについてつづります。

 

時にはSNS断ちもありかも

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自然に触れると心が楽に(photoAC=写真はイメージ)

太陽、散歩、植物、愛犬、家事、お菓子作り、断捨離、SNS断ち、スポーツ観戦。

太陽のもと、ぼーっとしたりお散歩する。自分だけの植物を愛でる。愛犬とゴロゴロする。

家事で身体を動かす。断捨離をして、心をスッキリさせる。

SNS断ちをして余計な情報をシャットアウトする。大好きな選手が頑張っているのを見る。

 

考えてみると、秘訣と言えるほどの特別なことではないかもしれない。

ただ、これらをする余裕さえなくなった時があったのも確かだ。

 

断捨離はオススメ

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断捨離するとスッキリするかも(photoAC=写真はイメージ)

ストレスが溜まっている時は、断捨離する。

物を手放すにつれて、自分の心も軽くなっていくような気がするのだ。

こんな私も昔は、掃除が嫌いというより、興味自体がなく、部屋やタンスの中が汚くても特に何も感じていなかった。そもそも部屋で過ごす時間が少なく、予定が空いていればバイトや遊びを詰め込むタイプだったこともある。

それが一転、家で過ごす時間が増えたことで、今まで自分はどれだけ居心地の悪い空間で生活していたのかを痛感することになった。

 

断捨離=取っておくものを決める

色々なものを捨てた。

その反面、大事に取っておこうと決めたものも多かった。

本、漫画、母と手作りした洋服やバッグ、あとはぬいぐるみだ。

20代で人形が捨てられないと聞くと、少し心配される節もあるかもしれないが、至って順調に成長してきたはず。

大好きな鴨川シーワールドで買った、大好きなシャチのぬいぐるみ。祖父と行った上野動物園で買った、パンダさん。ディズニーなどのキャラクターの人形。

幼い頃の相棒「プリモ」は電池を入れればまだ話してくれるし、私の寝汗が染み込んだリラックマの抱き枕も取っておくと決めた。

人生100年時代、ぬいぐるみにももう少し長生きしてもらおう。

 

ただし、断捨離のしすぎも考えものだ。

久々に私の部屋を見た父から「掃除ができない子に育ったと思ってたよ〜」と嬉しさ半分、寂しさ半分の表情で言われた。次はたださっぱりした寂しい部屋ではなく、ツッコミどころのある部屋を目標にしている。

 

お菓子はナチュラルがオススメ

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鹿児島名物のお菓子「かるかん」(photoAC=写真はイメージ)

就活で頭を使うと、甘いものが欲しくなるものだが、その時に手作りのお菓子だと若干罪悪感が薄れる。

オーブンがないとできないものも多いが、蒸し器なら持っているという人に、ぜひ作ってみてほしいのが、「かるかん」だ。

筆者の曾祖母の故郷・鹿児島のお菓子で、我が家では代々レシピが受け継がれている。とそんな大層なものではなく、長芋と上新粉を使った健康的なお菓子で、ネットにレシピもたくさん上がっているので、いっぱい試して食べ比べてみてほしい。

 

生活を成立させることもストレス解消に

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就活の時期は喫茶店代もバカにならない(photoAC=写真はイメージ)

お弁当を作ると、お昼の楽しみができる。

お弁当のあの箱の中に、大好物だけを詰め込む幸福感。

家でお弁当を開けるだけでも楽しいし、近くにある川のせせらぎを見ながら食べると、おいしさが倍増する。

 

お菓子やお弁当を作ると、やらなければいけないのがお皿洗い。

お皿洗いを含めた家事も本腰を入れて取り組むと楽しいものだ。

お皿洗い一つ取っても、それまではお皿を洗って終了だったのが、洗って、シンクを掃除して、排水溝のゴミを片付けて…家事の全体の流れを考えられるようになると、楽しくて、またいい運動にもなる。

(五島由紀子/mimiyori編集部=この項つづく)

 

 

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