これさえ読めば出場歌手が何者か分からない、なんてことがなくなるかもしれない第72回紅白歌合戦全出場歌手(&司会・特別企画)解説コラム。
前回の白組前編では、若者に人気を博している出場者について説明してきた。
第2弾となる今回は、人生ベテランの先輩方に人気の出場者について、若者のみなさんも予習できるようにご紹介!
もはや常連! 出場4回以上の歌手を紹介
この記事を読んでおけば、紅白歌合戦をみながら親世代に褒められるかも?しれない。そんなベテラン勢を紹介していく。
純烈は4人組コーラスグループ。銭湯や健康センターでの地道な営業によりじわじわと人気を集め、2018年に悲願の紅白初出場を果たした。第72回で4年連続の出場となる。
鈴木雅之はR&B歌手。もともとは75年、グループ「シャネルズ」としてデビューし、83年に「ラッツ&スター」に改称。名曲「ランナウェイ」「め組の人」などで知られ、グループの活動休止後もソロ・アーティストとして活動を続け、「もう涙はいらない」などのヒットを飛ばしてきた。
通称「ラヴソングの帝王」。24年ぶり3回目の出場となった20年に続き、4回目の出場となる。
三山ひろしは演歌歌手で、15年以来7年連続出場となる。けん玉を得意としており、紅白では17年から毎年、歌唱中にけん玉の基本的な技「大皿」を 何人連続で成功できるかというギネス記録にチャレンジ。18年に124人連続で成功して記録を樹立しており、20年には125人連続で再度記録更新。21年も果たしてチャレンジするか⁉
山内惠介は演歌歌手。18歳でデビューし、21年で20周年となる。9月には8年ぶりとなるカバーアルバム「Roots」を発売した。15年以来7年連続出場となる。
星野源はシンガーソングライター。俳優としても活躍しており、16年のTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は共演した新垣結衣と21年に入籍したことも含め、大きな話題となった。
King & Princeはジャニーズ所属の5人組アイドルグループ。15年にデビューし、ジャニーズの今後を担う存在として期待されている。4年連続4回目の出場。
2桁出場のベテラン勢
郷ひろみは元祖アイドル歌手。かつては西城秀樹・野口五郎とともに「新御三家」と呼ばれていた。還暦を超えても衰えないスタイリッシュなパフォーマンスが魅力だ。21年の白組では最多となる34回目の出場。
関ジャニ∞はジャニーズ所属の5人組アイドルグループ。アイドルでありながらバンドとしても活動するハイブリッドな一面と関西人らしい軽妙なトークで、幅広い層から人気を集めている。10年連続の紅白出場となる。
氷川きよしは演歌歌手。近年はロック調の曲やグラマラスなメーク姿を披露するなど、あらゆるジャンルの垣根を越えて、ますます精力的に活動している。22回連続の出場となる。
ゆずはデュオグループ。横浜の路上ライブから歌手としてのキャリアをスタートさせた。04年アテネ五輪のNHK公式テーマソング「栄光の架橋」など多くの人を勇気づける曲で人気を集めている。
以上で、第72回紅白歌合戦の白組全出場歌手を網羅。
第3弾からは「紅組編」!
(つづく・mimiyori編集部)