【パラQ&A】世界レベルのトップスイマーは日本にも~水泳②

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日本代表のエース・木村敬一(撮影:mimiyori編集部)

20年8月25日に開幕する東京パラリンピック開催まで1年を切った。オリンピック競技は知っているけれど、パラリンピック競技はよく分からない……という人も多いかもしれない。 この連載「パラQ&A」は各競技について、見どころをクイズ形式で出題する。 ①ではパラ水泳のルールや障がいによる泳ぎの特徴について出題。今回は、20年東京で活躍が期待される選手たちを紹介する。

 

 

 

Q.19年世界選手権銀メダルの富田宇宙選手。メダル候補に上がってきた理由は?

  1. ①筋力が上がった
  2. ②視力が低下した
  3. ③身長が伸びた












②視力が低下した

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日本のトップ選手・富田宇宙(撮影:mimiyori編集部)

視力低下に伴い、17年7月の国際大会でこれまでの「S13」から、全盲の選手が競う「S11」に。以降、同年9月のジャパンパラ400m自由形でアジア新(当時)をマークするなど、出場大会で新記録を連発。19年世界選手権は400m自由形と100mバタフライで銀。

Q.16年リオ50m自由形銅の山田拓朗選手。健常の日本競泳トップ選手と同レベルな点は?

  1. ①泳速度(ストロークで泳いでいる距離における速度)
  2. ②スタートのリアクションタイム
  3. ③肺活量












①泳速度

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長年日本代表で活躍する山田拓朗(撮影:mimiyori編集部)

泳速度とは飛び込み、ゴールの伸びなどを除いた、純粋にストロークで泳いでいる距離における速度。日本のトップ選手と同レベルにあるという。

Q.ロンドン、リオの2大会で11個のメダルを獲得したイハル・ボキ選手(ベラルーシ)。19年12月現在保持している世界記録は何種目?

  1. ①1種目
  2. ②5種目
  3. ③11種目












③11種目

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世界に君臨するイハル・ボキ(写真:アフロスポーツ)

視覚障がいの選手でクラスはS13、SB13、SM13。パラリンピックデビューの12年ロンドンで5冠。16年リオは6冠。ニックネームは「The Beast(野獣)」。 19年12月1日時点で11種目の世界記録保持者。自由形は50m、100m、200m、400m、800mの5種目。背泳ぎは50m、100m、200mの3種目。バタフライは100m、200mの2種目。さらに200m個人メドレー。
(参考:国際パラリンピック委員会)

 

Q.両腕欠損の世界最強スイマー、テイ・トウ選手(中国)。ロンドンで世界記録を出して金メダルを獲得した100m背泳ぎ決勝の動画再生回数は?

  1. ①1000万回以上
  2. ②1500万回以上
  3. ③2000万回以上












③2000万回以上

両腕がない水泳選手としては男子世界最強といわれる。クラスはS6、SB7、SM6。 12年ロンドンは4つのメダルを獲得。世界記録を出して金メダルを獲得した100m背泳ぎの決勝は接戦となり、動画は約2300万回再生されている。ゴール後、叫びながら脚のみの力で何度も水中からジャンプした姿も注目された。

Paralympic Games公式=12年ロンドンパラリンピックの水泳男子100m背泳ぎ

 

Q.パラ水泳の女王、ジェシカ・ロング選手(米国)がパラリンピックと世界選手権でこれまでに獲得したメダルの数は?

  1. ①35個
  2. ②55個
  3. ③75個













③75個

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ジェシカ・ロング(写真:AP/アフロ)

先天的に腓骨や足首がなく、生後18カ月で両膝下を切断。クラスはS8、SB7、SM8。パラリンピックは04年アテネから4大会で金13、銀6、銅4の計23個。世界選手権は06年から7大会で金35、銀15、銅2の計52個。合わせて75個。 

 

Q.パラ通算5個の金メダルを獲得しているエレノア・シモンズ選手(英国)。20年東京を最後に引退予定だが、引退後の目標は?

  1. ①教師
  2. ②水泳の指導者
  3. ③会社設立













 ①教師

 

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2012年ロンドンパラリンピックの象徴的スターとなったエレノア・シモンズ

(写真:Shutterstock/アフロ)



先天性の低身長症。クラスはS6、SB6、SM6。パラリンピックは08年北京から3大会連続出場で金メダル5個。北京での活躍が認められ、09年に史上最年少の14歳で大英帝国勲章を授与された。20年東京を最後に、競技から引退する予定。引退後は、小学校教師になることが目標。

(mimiyori 編集部)