【パラQ&A】日本の金メダルも期待! 車いすラグビー

f:id:mimiyori_media:20200825141510j:plain

日本代表主将の池透暢(撮影:mimiyori編集部)

20年8月25日に開幕する東京パラリンピック開催まで1年を切った。オリンピック競技は知っているけれど、パラリンピック競技はよく分からない……という人も多いかもしれない。この連載「パラQ&A」は各競技について、見どころをクイズ形式で出題する。今回は車いすラグビーに関するクイズを出題。日本代表は前回16年リオ銅、18年世界選手権では豪州など強豪国を撃破して初優勝。20年東京は金メダル獲得が期待されている。競技の基本的なルールや注目選手を紹介。

 

 

Q. 車いすラグビーの別名は?

  1. ①殺人球技
  2. ②第2のラグビー
  3. ③コート上の格闘技













①殺人球技

f:id:mimiyori_media:20200825141520j:plain

激しい攻防も見どころ(撮影:mimiyori編集部)

競技用の頑丈な車いすに乗って、選手が激しくぶつかり合う。タックル、転倒、パンクは当たり前。このような競技の特性から「Murderball(マーダーボール、殺人球技)」と呼ばれる。 2004年アテネ五輪に臨む米国代表、カナダ代表の激動を描いた映画のタイトルでも有名です。 ちなみに「コート上の格闘技」は車いすバスケットボール。 

Q.各選手の障がいはそれぞれ度合いが違う。出場メンバーをどうやって決める?

  1. ①平等にくじ引きで決める
  2. ②障がいの軽い選手が優先して出場している
  3. ③障がいの軽い選手、重い選手を組み合わせて出場













③障がいの軽い選手、重い選手を組み合わせて出場

f:id:mimiyori_media:20200825141711j:plain

円陣で心をひとつに(撮影:mimiyori編集部)

コートに出る選手は4人。クラス分けはなく、障がいの軽い選手、重い選手が一緒に出場。選手を組み合わせて出場できるようにルールが決められている。 選手には障がいの度合いを表す持ち点が決められていて4人合計で8点。持ち点は障がいのレベルによって0.5から3.5点まで0.5点刻み。持ち点が低い選手ほど障がいの度合いは重い。4選手の中に女子選手が含まれる場合は、合計に0.5点の追加ポイントが許可され、4人の合計は8.5点になる。

 

Q.競技用車いすが選手によって異なる理由は?

  1. ①好みがあるから
  2. ②役割があるから
  3. ③メーカーの関係













②役割があるから

f:id:mimiyori_media:20200825141533j:plain

競技用車いすにもポジションによって違いがある(撮影:mimiyori編集部)

競技用車いすは2種類。攻撃型(得点の高いハイポインター)は小回りがきく。守備型(得点の低いローポインター)は相手を止めるためにバンパーがつけられている。 

Q.日本のエース・池崎大輔選手が16年リオパラリンピックに出場した際、内緒にしていたことは何?

  1. ①骨折
  2. ②胃腸炎
  3. ③体重増加













①骨折

f:id:mimiyori_media:20200825141534j:plain

日本代表のエース・池崎大輔(撮影:mimiyori編集部)

日本代表の絶対的エース。優勝した18年世界選手権で最優秀選手に選ばれた。16年リオパラ直前の合宿中、右手舟状骨を骨折。骨折した事実を公表せず、骨折部分をボルトで留めた状態で本番へ。結果は日本同競技初のメダル獲得となる銅メダルに輝いた。 

Q.日本代表主将・池透暢(ゆきのぶ)選手の最大の武器は?

  1. ①フル出場できるスタミナ
  2. ②鉄壁の守備
  3. ③ロングパス













③ロングパス

f:id:mimiyori_media:20200825141544j:plain

池主将のロングパスが通るたびに得点の期待が高まる(撮影:mimiyori編集部)

主将を務める日本の司令塔。武器は「正確無比なロングパス」で、エース・池崎大輔へ糸を引くように通るパスは日本代表の必勝パターン。通称「イケイケ・コンビ」が日本を勝利へ導く。 

Q.日本代表のケビン・オアー監督が出演したのはどれ?

  1. ①映画
  2. ②テレビの歌番組
  3. ③ラグビーW杯のテレビ中継













①映画

f:id:mimiyori_media:20200825141546j:plain

日本代表のケビン・オアー監督(撮影:mimiyori編集部)

ラグビーの米国、カナダ代表を描いたドキュメンタリー映画「Muderball」に、米国代表の指導陣の1人として出演。日本代表監督に就任する前は、カナダ代表を率いて16年リオで銀メダル獲得。世界的な名将のもと、日本は20年東京に臨む。

(mimiyori 編集部)

 

mimi-yori.com

mimi-yori.com