【パラスポーツ】元乃木坂46・川後陽菜がブラサカ応援クラウドファンディングを実施中

f:id:mimiyori_media:20201110155214j:plain — ブラサカ応援クラウドファンディングを行っている元乃木坂46・川後陽菜

（写真：日本ブラインドサッカー協会リリース）

アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバー川後陽菜さん（22）がパラスポーツのブラインドサッカー応援クラウドファンディングを立ち上げ、その締め切りが11月20日に迫っている。

日本ブラインドサッカー協会公認応援マネジャーの川後さんは、現在開催中の全国大会『〜ブラインドサッカーを未来へつなごう〜アクサ×KPMG ブラインドサッカー2020カップ（以下「アクサ×KPMG 2020カップ」）』参加チームを応援するプロジェクトをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」上で行っている。

集まった資金は大会参加チームの活動支援に使用され、支援者には川後さんのお礼メッセージなど4種類のリターンがある。

元アイドルがブラサカ全国大会を盛り上げる
初観戦きっかけで応援活動を開始
ブラサカ人気上昇に貢献なるか

元アイドルがブラサカ全国大会を盛り上げる

アイドル界の頂点を極めた乃木坂46の元メンバーが、来年開催の東京パラリンピックで頂点を狙う「ブラサカ」のために一肌脱いでいる。

元乃木坂46の川後陽菜さんが19年9月、ブラサカ応援メンバー第1号に就任。

現在開催中の「アクサ×KPMG 2020カップ」参加チームを応援するため、クラウドファンディングを立ち上げた。

camp-fire.jp

発起人が活動を紹介するWebページで、川後さんが一人称であいさつ。ブラサカに魅せられた経緯を説明し、日本代表の合宿を訪問したり、19年10月アジア選手権（タイ・パタヤ）に海を渡って応援に行ったりと、応援活動を活発に行ってきたことを紹介している。

今回のプロジェクトで集まった資金は、「アクサ×KPMG 2020カップ」参加チームの活動支援に当てられる。具体的には移動費や宿泊費、感染予防対策、応援グッズ制作費、ライブ配信の実施費用など。

プロジェクト支援者へのリターンは、川後さんからのお礼メッセージ、ブラサカ応援横断幕への名入れ、川後さんデザインのブラサカ応援Tシャツ、コーチジャケットの4種類。12月末までに送られる予定だ。

初観戦きっかけで応援活動を開始

川後さんは、長崎県出身。乃木坂46第1期生として2011年から活動、2018年グループを卒業した。その後フリーランスに転身し、モデル、プロデューサーとして各方面で活動している。

ブラサカ応援メンバー就任のきっかけは、東京で開催されていたIBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2019の日本代表戦を観戦したこと。これがブラインドサッカー初観戦で、目が見えていないとは思えない動きや活き活きとプレーをする選手に感動を覚えたという。

今回のプロジェクトについて、川後さんは意気込みのコメントを寄せた。

「私はこのクラウドファンディングを通じて、大会の参加チームを支援すると共に、オリジナル応援Tシャツや横断幕で、皆で大会を盛り上げたいと思っています。

ブラインドサッカーを一人でも多くの人に知ってもらえるような発信・活動をしていくことで、結果として、ブラインドサッカーに興味を持ってくれる人が少しでも増えたらと願っています」

ブラサカ人気上昇に貢献なるか

「アクサ×KPMG 2020カップ」は、コロナ禍で中止された日本選手権とクラブチーム選手権の代替大会。計15チームが参加しており、現在全国5会場に分けて1次ラウンドを実施している。各会場首位チームとワイルドカード3チームの計8チームが来年1～2月に2会場で行われる準決勝ラウンドに進出、その後各上位2チームが勝ち上がり1会場で行われる決勝ラウンドを戦う。

川後さんはフリーランスになってから、ブラサカ応援活動のほかにもYouTubeやアパレルブランドのプロデュース、日本酒のプロデュースなど幅広くチャレンジしてきた。

ブラサカに魅せられた元アイドルが、持ち前のチャレンジ精神で競技の裾野を広げる活動にまい進する。

（ひがあゆみ）

<アクサ×KPMG 2020カップ1stラウンド:今後の予定>

11月14日（土）天王洲公園野球場C面（東京都品川区）

ライブ配信URL: https://bit.ly/2020cup_shinagawa

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