【パラQ&A】人馬一体の華麗な演技は圧巻!~馬術①

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(写真:photoAC/makieni)※写真はイメージ
東京パラリンピックは1年延期されたが、21年8月24日に開幕することが決まった。オリンピック競技は知っているけれど、パラリンピック競技はよく分からない……という人も多いかもしれない。この連載「パラQ&A」は各競技について、見どころをクイズ形式で紹介する。今回は、人と馬との一体感を競う馬術のルールに関するクイズを出題。
 
 

Q.パラ馬術で行われる種目はどれ?

  1. ①障害物を決められた順番通りに飛越、走行する「障害馬術」
  2. ②演技の正確さや美しさを競う「馬場馬術」
  3. ③馬場馬術・障害馬術・クロスカントリーの3競技を行う「総合馬術」









②演技の正確さや美しさを競う「馬場馬術」

五輪では3種目が行われるが、パラリンピックでは「馬場馬術(ドレッサージュ)」のみ。課題となる図形を描く正確さ、馬の動きの美しさを競う。個人戦では、規定演技を行う「チャンピオンシップテスト」と、選手それぞれが選んだ音楽に合わせていく「フリースタイルテスト」を行う。団体戦は「チームテスト」。

Q.演技の評価は5人の審判員によって採点される。順位はどう決まる?

  1. ①合計得点
  2. ②平均点
  3. ③得点率
 








③得点率

パラ馬術では審判がそれぞれ0~10点で演技全体を採点する。馬場を囲むように5人の審判員が座っており、動きの正確さ、馬の頭の位置など項目ごとに採点シートに点をつけていく。各審判員の得点を満点で割った「得点率」で順位が決まる。

Q.音楽に合わせて演技を組み合わせる「フリースタイルテスト」は何と呼ばれている?

  1. ①馬のダンス
  2. ②馬のバレエ
  3. ③馬のフィギュアスケート









②馬のバレエ

音楽に合わせて演技を組み合わせるフリースタイルテストは、人馬一体の華麗な演技が見られることから「馬のバレエ」と呼ばれている。フリースタイルテストは、チャンピオンシップテストの上位選手のみが出場できる。

Q. 基本となる3種類の馬の歩き方で最も速いのはどれ?

  1. ①常歩(なみあし)
  2. ②速歩(はやあし)
  3. ③駈歩(かけあし)









③駈歩(かけあし)

 

駈歩はどちらかの後肢がはじめに着き、次に前肢2本を着ける3拍子の走り方で、分速は約340m。速歩は2本の肢を同時に動かす2拍子の歩き方で分速約220m。常歩は4本の肢を1つずつ着く4拍子の歩き方で分速約110m。グレードIは常歩、グレードIIは常歩と速歩など、クラスによって求められる技術レベルが異なる。

Q.パラリンピック競技で、馬術にしか当てはまらない特徴は?

  1. ①男女混合で行われる
  2. ②クラス分けがない
  3. ③肢体不自由の選手と視覚障がいの選手が同一種目でメダルを争う









③肢体不自由の選手と視覚障がいの選手が同一種目でメダルを争う

肢体不自由の選手と視覚障がいの選手が同一の種目で金メダルを争う競技は馬術しかない。競技会では馬場の各ポイント間を決められたステップで歩くが、視覚障がいのある選手は、各地点にガイドを配置して競技を行う。

Q.パラ馬術では障がいに合わせて特殊な用具の使用が認められている。使用できるのはどれ?

  1. ①馬に指示を出すための鞭
  2. ②リボンや花などの飾り
  3. ③視野を遮り、馬の集中力を高めるブリンカー









①馬に指示を出すための鞭

障がいによって一般に使用されている馬具で不自由や安全性に問題がある場合は、それらを補うために改良された特殊馬具を使用することが認められている。道具改良も演技の出来を左右する重要な要素となる。下半身まひの選手は馬の制御のため、1~2本の鞭を使うことができる。鞭は五輪の馬術では使用が認められていない。
(mimiyori編集部)