【競馬ブログ】「気まぐれウマ放談」 快速牝馬 真の短距離女王へ~スプリンターズステークス

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(写真:photoAC/0829kt)※写真はイメージ


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10月4日、中山競馬場でスプリンターズステークス(GⅠ、芝1200m)が行われます。秋GⅠ開幕戦は恒例のスプリンター頂上決戦。スプリント、マイルで頂点に立った牝馬2頭を筆頭に、春のGⅠを賑わせた馬たちが集まりました。

 

 


スプリント・マイル統一へ~グランアレグリア

春のマイル女王グランアレグリア(牝4)。今度はスプリントGⅠ制覇に挑みます。

 

安田記念(GⅠ)では、最強牝馬アーモンドアイ(牝5)、連覇を狙っていたインディチャンプ(牡5)の追撃を振り切って快勝。19年4月の桜花賞以来となるGⅠ2勝目を手にしました。今回はマイルGⅠ馬として、もう1つの頂点を目指す立場。3月の高松宮記念(GⅠ)で先着を許したスプリント女王を、今度こそ捕えなければなりません。

 

主戦のクリストフ・ルメール騎手と3戦ぶりのコンビ復活。準備は整ったかのように思われますが、懸念点が1つ。初の中山1200mをこなせるかどうか。あくまで筆者の考えですが、予想されるハイペースへの対応以上に未知数で不安は拭えません。

 

スタート後すぐにコーナーが待ち受けている特殊なコース。レース最初のポイントはポジション争い。差す競馬で結果が出ていることに加え、決してスタートが速いわけではないため、中団から後方になると考えられます。高松宮記念よりも直線の短い中山で脚を余すことがあっても不思議ではありません。

 

仮に前目のポジションになれば、経験したことのないペースに付き合わされて伸びあぐねるパターンも想定されます。力のある馬であることは重々承知していますが、今回のレースがベストの条件かというと首をひねらざるを得ません。

 

他の競馬場の1200mコース以上にスピードと器用さが求められる中山のスプリント。スタートから最後の直線に向かうまで自分の競馬ができるのか。短距離界統一へ、能力の高さだけではカバーしきれない試練が待っています。

 

 

今度こそ逃げ切りたい~モズスーパーフレア

高松宮記念でGⅠ勝利が転がり込んできたモズスーパーフレア(牝5)。秋のスプリントGⅠは「先頭ゴール」を目指します。

 

19年は15着と大敗していた高松宮記念。外枠からいつも通り主導権を握ってリズム良く逃げましたが、ゴール前でクリノガウディー(牡4)の急襲を受け、2番手で入線。しかし、同馬が最後の直線で他馬の進路を妨害したとして4着に降着。繰り上がりで初のGⅠタイトルが舞い込んできました。

 

とはいえ、どこかスッキリしない勝利となってしまいました。何もなければ敗れていた高松宮記念。そして19年は2着に敗れたスプリンターズステークス。今度こそ先頭でゴールし、真のGⅠウイナーの仲間入りを果たしたいところです。

 

前走、北九州記念(GⅢ)は、牝馬としては厳しいハンデとなった56.5キロを背負って2着。快足を飛ばして逃げ粘りました。本番のGⅠまで間隔を空けたローテーションは春と一緒。万全の態勢で大一番を迎えます。

 

斤量は前走から1.5キロ減。さらに今回の舞台は過去5戦3勝2着2回で連対率100%と相性は抜群。立ち回りの上手さと現役屈指のスピードで、残りの15頭に影も踏ませぬ逃走劇を演じます。

 

8度目のGⅠ挑戦~ダノンスマッシュ

GⅡ・GⅢは計6勝。実績十分のダノンスマッシュ(牡5)が悲願のGⅠ制覇に挑みます。

 

19年は3着。単勝1番人気の支持を受けた一戦で、タワーオブロンドンの差し脚に屈し、逃げたモズスーパーフレアも捕え切れませんでした。前哨戦勝利、本番のGⅠで敗れるパターンは20年も続いています。

 

絶対に落とせなかった今回の前哨戦セントウルステークス(GⅡ)。例年の阪神開催が中京に移ったため苦手の左回りとなりましたが、すんなり先行して楽に抜け出し、着差以上に力の違いを見せつけました。

 

8度目のGⅠで「無冠」返上へ。力を発揮できる右回りの中山コースに戻ることは好材料。勝負付けが済んでいる相手が多く、前述の牝馬2頭が大きな壁となります。

 

夏の主役は勢いそのまま

夏競馬のサマースプリントシリーズで好走した馬たちも多くエントリー。暑い夏を乗り切った勢いそのままに頂点を狙います。

 

シリーズ王者のレッドアンシェル(牡6)。この夏はCBC賞(GⅢ)3着、そして北九州記念を制覇。19年は脚部不安により秋のGⅠシーズンを棒に振りましたが、長期休養を経てGⅠに照準をぴったりと合わせたかのように復活してきました。上り調子の一頭、侮れません。

 

北海道シリーズの重賞ウイナーも虎視眈々。函館スプリントステークス(GⅢ)勝ち馬ダイアトニック(牡5)。前走は重馬場に泣き大敗しましたが、高松宮記念は3着とGⅠでも力を示していました。良馬場が見込める今回は巻き返しに期待です。

 

キーンランドカップ(GⅢ)で初重賞制覇を果たしたエイティーンガール(牝4)。強烈な末脚で重馬場も苦にしませんでした。中山は初参戦ですが、鞍上はGⅠでの勝負強さが光る池添謙一騎手。最後の直線、他の馬と違う脚色で前に迫ってくる馬がいるとすれば、間違いなくこの馬でしょう。

 

 

それでは筆者の見解です。

本命はモズスーパーフレア。単騎逃げは濃厚。自分の形に持ち込める可能性が高く、マイペースでレースを進められれば大崩れは考えにくいでしょう。堅軸とみます。

 

対抗はここまで名前が出ていなかったライトオンキュー(牡5)です。キーンランドカップは早めに抜け出して2着。逃げ、先行馬を見ながら上手く流れに乗り、最後の直線を迎えるところで前を射程圏に入れるような競馬ができれば、上位進出は可能。中山でも勝利があり、直線の短いコースにも対応できそうな点を評価します。

 

他に相手上位馬はグランアレグリア、ミスターメロディ。押さえにレッドアンシェル、エイティーンガール、ダノンスマッシュです。

 

今回はここまで。

次回は秋GⅠ前半戦の見どころを紹介。観客を入れた開催も再開されます。

 

 

参考:馬名、成績など競走馬に関するデータはJRA公式サイト