【パラQ&A】パラリンピックとは② パラリンピックの歴史

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写真:Press Association/アフロ

20年8月25日に開幕する東京パラリンピック開催まで1年を切った。オリンピック競技は知っているけれど、パラリンピック競技はよく分からない、という人も多いかもしれない。この連載「パラQ&A」は各競技について、見どころをクイズ形式で出題する。今回はパラリンピックと日本に関するクイズ。1964年の東京大会の1つ前、60年のローマ大会から始まったパラリンピック。夏季2度目のパラリンピック自国開催を前に、日本のパラリンピックにまつわる情報を紹介する。

 

 

 

Q.日本が初めて参加したパラリンピック大会はいつ?

  1. ①夏季第1回=1960年ローマ大会
  2. ②夏季第2回=1964年東京大会
  3. ③夏季第5回=1976年トロント大会









②夏季第2回=1964年東京大会

日本がパラリンピックへの参加を始めたのは1964年東京大会から。東京五輪開会式から約1カ月後の1964年11月8日、第2回パラリンピック大会の開会式が代々木公園で行われた。1960年ローマが第1回大会に位置付けられているが、「パラリンピック」の名を掲げて大会が開かれたのは東京が初。日本からは53選手が出場。全体では21か国378人が参加。11月12日まで5日間の大会の実施競技は陸上、水泳など9競技。

Q.1964年東京パラリンピックに出場した日本選手はどんな人が多かった?

  1. ①障がいのあるスポーツ経験者
  2. ②負傷した元アスリート
  3. ③病院の患者









③病院の患者

当時の日本は、障がい者がスポーツをすることだけでなく、人前に出ることすらはばかられた時代だったという。大会に参加した日本人選手53人のうち、職業を持っているのは自営の5人だけ。ほとんどが国立病院・療養所の患者や訓練生で、スポーツの経験も少なかった。海外選手が五輪で来日した際、車いすで美容院へ行ったり、外食へ繰り出したりする姿を見て当時の日本選手は驚き、刺激を受けた。

Q.1964年の東京大会で日本初のパラリンピック金メダルを獲得した競技は?

  1. ①卓球
  2. ②水泳
  3. ③アーチェリー









①卓球

日本初のパラリンピック金メダルは1964年東京パラリンピック卓球ダブルス。この大会で金メダルは卓球のみだったが、銀メダルはアーチェリー、フェンシングなどで5個。銅メダルは水泳などで4個。計10個のメダル獲得で、メダルランキングは21カ国・地域中13位だった。ちなみに前回16年リオは、日本が出場した夏季パラリンピックで金メダル「0」に終わった。20年は自国開催での金メダル獲得に期待がかかる。(参考:日本パラリンピック委員会公式サイト)

Q.日本で最もパラリンピックでメダルを獲得した人は何個持ってる?

  1. ①20個
  2. ②21個
  3. ③55個









②21個

水泳男子・河合純一の21個が日本人過去最多。92年バルセロナから12年ロンドンまで6大会連続出場。金メダル5、銀9、銅7個を獲得した。①の20個は、水泳女子で現役復帰した成田真由美。96年アトランタから08年北京まで4大会連続出場。08年北京後は第一線を退いていたが、7年のブランクを経て16年リオに出場。金メダル15、銀3、銅2個。20年東京は、大会組織委員会の理事を務める。
そして③の55個は世界歴代最多記録。水泳女子のTrischa Zorn(米国)が80年ソウルから04年アテネまで7大会連続出場を果たし、通算55個。うち金メダルは41個。ほか銀9、銅5。12年に殿堂入り。

(mimiyori 編集部)