誰か床の水拭きやってくれないかな…そんな秘めた願望がかなう時が来た。
Beijing Roborock Technology Co., Ltd社製のロボット掃除機「Roborock E5」が間もなく発売開始される。
一見、見た目はルンバ等今までのロボット掃除機と変わりはないが、なんとロボロックE5は吸引と水拭き掃除が同時に実行できるというのだ。
全国のヤマダデンキ店舗やヤマダウェブコム、また近日開設予定のRoborock公式のECストアで、21年10月末以降順次購入が可能。発売開始が待ちきれない。
進化し続ける お掃除ロボット
ロボット掃除機と聞いて、多くの皆さんが思い浮かべるのはやはりルンバだろう。
02年に初代ルンバが開発されて以来、約20年間で格段に進化を遂げ、今では部屋の間取りや家具の配置を学習して記憶し、覚えた部屋ごとに清掃時間を指定することもできるとか。
いまだに、コードを最大限伸ばして、重い掃除機を持ち上げながら階段も掃除して、最後に紙パックを替えて…といった一昔前、いや二昔前の掃除をしている筆者からしたら、信じられない状況だ。
そんなルンバでもできないことがある。水拭き掃除だ。
「いやいや、最近では、水拭きもしてくれるロボット掃除機があるのよ」と思われた方はハイテク掃除機の上級者なのだろう。
実際、ルンバを開発したiRobot社の製品の中に、「ブラーバ」という床拭きロボットがあるのだが、それはブラーバの話。今のところ、ルンバに水拭きはできないのだ。
最新テクノロジーで効率的にお掃除
でもロボロックE5なら、できる。吸引も水拭きもできる。
開発したのは、ロボット掃除機界の中国の雄・北京ロボロックテクノロジー。2014年の設立以来、高い技術力とデザイン性で、世界のさまざまな賞を席巻している。
そんなロボロックの最新ロボット掃除機が、このロボロックE5なのだ。
吸引と水拭きを同時に実行、2500Paの強力な吸引力も維持するのはもちろんのこと、Wジャイロスコープやモーショントラッキングなど各種センサーを搭載し、スムーズでかつ直線的・効率的な掃除をしてくれるという。
ちなみに吸引力は「サイレント、バランス、ターボ、最大」の4段階、水拭きの水量は2段階で設定が可能だとか。
また、掃除をしながら内部マップも作成してくれるため、部屋の隅々までピカピカになること請け合いだ。
「裸足で触れたくなるようなサラサラな床を体感いただけます」
バッテリーもメンテナンスも心配いらず
まあまあそうは言ってもね、こまめに充電しなければならなかったり、掃除の途中で止まってしまったりするんでしょう。
それがなんと、パワフルで大容量な5,200mAhリチウムバッテリーを搭載し、最大200平方メートル、200分の吸引掃除が連続稼働できるというのだ。水拭きは一度に最大で約150平方メートルまでの掃除が可能。150平方メートルの豪邸に住んでいる人は少ないが、隅々まで掃除してくれそうな安心感はハンパない。
また、自動充電・自動再開の機能により、バッテリー容量が少なくなると、掃除を一時中断し充電ドックに戻り、充電後には中断した地点から掃除を再開する。
さらに、カーペットを検知すると、吸引力が自動的に「最大」となるカーペットモードもついている。
ごみ捨ても、640ミリリットルの大型ダストボックスで手間を軽減、フィルターなどと一緒に水洗いも簡単にできる。
スマホでもリモコンでも操作可能~高機能高品質でこの価格!
もちろん最近のスマート家電になくてはならない、スマホのアプリで、遠隔から掃除の開始、吸引力の設定、掃除予約、掃除履歴の確認ができたり、GoogleアシスタントやAmazon Alexaに話しかけるだけでも操作できる機能もついている。
でも、ちょっとハイテク過ぎて付いていけないのよ…という筆者のような場合もひと安心。ロボロックシリーズでは初となる赤外線リモコンもついているのだ。
扇風機のリモコンよろしく、すぐどこかに行方不明になってしまわないようにだけ、気を付けたい。
1000種類の品質管理テストを乗り越え、19種類の国際認証を取得している最新ロボット掃除機。
お値段はなんと5万7200円!
吸引のみでは取りきれない汚れも自動で日々掃除してくれると思ったら、価値ある買い物になるだろう。
(mimiyori編集部)
■製品詳細
E5 製品情報 | ロボット掃除機 Roborock | ロボロック 日本公式サイト
■Roborock E5製品紹介動画