【ミス日本コンテスト】ボートレーサーの父と親子で日本一!松井朝海さんがグランプリ

ミス日本 松井朝海

ミス日本2021のグランプリに輝いた松井朝海さん(撮影:川瀬 舜介)

女優の藤原紀香らを輩出した、日本最高峰の美のコンテスト「第53回ミス日本コンテスト2021」が22日、東京・新宿京王プラザホテルで行われ、関西学院大4年の松井朝海さん(22=大阪府出身)がグランプリに輝いた。ボートレーサーの父・松井繁(51)は生涯獲得賞金ランキングで歴代1位に君臨するリビング・レジェンドだ。英語とスペイン語が堪能な松井さんは親子で日本一に輝き、受賞の喜びを「まず家族に伝えたい」と感無量。今後の夢にパリ・コレクション出場を挙げた。

 

 

グランプリ発表の瞬間は感激

ミス日本 松井朝海

グランプリ発表直後、感無量の松井朝海さん(撮影:川瀬 舜介)

 

グランプリが発表された瞬間、松井さんは両手で口を覆い、驚きの表情を浮かべた。

胸に右手を当てながら前に進み出ると、はにかみながらトロフィーを受け取った。

 

ミス日本 松井朝海

トロフィーを受け取り、笑顔を浮かべる松井朝海さん(撮影:川瀬 舜介)

 「これから何でも乗り越えられるんじゃないかなと、高ぶった気持ちです。私に関わってくださったすべての方々、何より家族のみんな、本当にありがとうございました。これから1年間、このグランプリの名に恥じぬよう、精いっぱい頑張ってまいります。よろしくお願いいたします」とあいさつした。 

 

日本一の父からは「頑張ってこいよ」 

松井朝海さんはグランプリのティアラをつけ、受賞のあいさつ(撮影:川瀬 舜介)

今コンテストは20年12月にファイナリスト13人がお披露目され、本来は21年1月に最終審査が行われるはずだった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、この日まで延期されていた。今大会は従来の水着審査を廃止し、さわやかなスポーツウエア審査を導入。審査員の男女比も半分ずつとし、コロナ対策をした上で開催されるなど例年とは異なる点が多かった。 
ファイナリストに選出された13人は、候補者が受講する勉強会などで切磋琢磨し、コロナ期間をともに乗り越えてきた。松井さんは「延期された分、仲良くなれたと思います」と話した。

 父・繁さんには、大阪から上京する前に「頑張ってこいよ」と声をかけられたという。「尊敬していますし、人間的にもスポーツでも一生超えられない人。(結果報告は)”やったやろ?”と言いたいです」

 将来はファッションモデルを目指しており、大きな夢はパリコレ出場。「何でも挑戦して頑張ることが持ち味。知識、経験は必ず自分の力になるので、どんどん挑戦していきたい」と目を輝かせた。 

  

「ミススポーツ」には高垣七瀬さん 

左から「ミススポーツ」高垣七瀬さん、「みどりの女神」「ミス着物」小林優希さん、「水の天使」嶺百花さん、「海の日」吉田さくらさんが各賞を受賞(撮影:川瀬 舜介)

グランプリには賞金100万円、賞状、トロフィーのほか、1年間エステ無料、アーモンドミルク1年分、美容歯科メンテナンス、プロのメークアップアーティストとカメラマンでスタジオを1日貸し切りできる権利などの副賞が贈られた。

 

各賞では、「ミススポーツ」にショートカットがさわやかなパフォーマー、高垣七瀬さん(22=兵庫県出身)、「みどりの女神」「ミス着物」に慶大3年の小林優希さん(21=神奈川県出身)が選出。「水の天使」は青学大2年の嶺百花さん(20=東京都出身)、「海の日」は明治学院大2年の吉田さくらさん(20=群馬県出身)がそれぞれ受賞した。 

また、応募以外でも広く一般から「美と健康の素晴らしい資質をもった方」が対象となる「和田静郎特別表彰顕彰ミス日本」には、20年夏の東京五輪でメダルが期待される空手日本代表・清水希容(27=大阪府出身)が選ばれていた。 

   (mimiyori編集部)

 

mimi-yori.com

mimi-yori.com