- Q.車いすダブルス戦の独自ルールはどれ?
- Q.パラリンピックで使う卓球台は五輪とほぼ同じだが、1つだけ車いす競技を考慮した部分がある。それは何?
- Q.車いす競技ではプレー中に次の何をすると相手のポイントになる?
- Q. 16年リオにエジプト代表として出場したイブラヒム・ハマト選手には両腕がない。ラケットはどこで持つ?
- Q.16年リオ日本選手団最年長だった別所キミヱ選手のトレードマークは何の髪飾り?
- Q.歴史的な日本のパラリンピック金メダル第1号は卓球だった。種目は?
Q.車いすダブルス戦の独自ルールはどれ?
- ①交互に打たなくてもOK
- ②2人同時に打ってもOK
- ③相手ボールが自分のコートで3バウンドしてもOK
①交互に打たなくてもOK
五輪の卓球や、パラ卓球でも立位、知的障がいのダブルスでは、ペアを組んだ2人は交互に打たなければならないが、車いすの部では同じ選手が続けて打ってもよい。サーバーが最初にサービスを行い、レシーバーがリターンを行うところまでは一緒で、その後は、同組のどちらの競技者がリターンを行ってもよい。
Q.パラリンピックで使う卓球台は五輪とほぼ同じだが、1つだけ車いす競技を考慮した部分がある。それは何?
- ①ネットが低い
- ②ラインが太い
- ③台と脚のエンドラインが40センチ以上離れている
③台と脚のエンドラインが40センチ以上離れている
卓球台の高さやネットの高さは五輪と同じサイズだが、車いすを使用する選手が脚を卓球台の下に入れて競技をすることを考慮して、卓球台の脚はエンドラインから40センチ以上離れた内側に取り付けられている。これなら選手が台に近づいたときでも車いすを脚にぶつけることがない。
Q.車いす競技ではプレー中に次の何をすると相手のポイントになる?
- ①ラケットで車いすをたたく
- ②車いすで後方に下がる
- ③足が床に触れる
③足が床に触れる
パラ卓球で使用される車いすには少なくとも2つの大きな車輪と1つの小さな車輪が付いていることが条件。競技者のフットレストや足が、競技中に床に触れると相手のポイントとなる。
Q. 16年リオにエジプト代表として出場したイブラヒム・ハマト選手には両腕がない。ラケットはどこで持つ?
- ①足
- ②口
- ③鼻
②口
16年リオの男子シングルスに出場したハマト選手は口にラケットをくわえてプレーした。1次リーグ初戦はつえを使いながらプレーする英国選手と対戦。自分のサーブの場面では靴を脱いだ右足でトスを上げ、ラリーでは相手のボールに頭を振ってラケットに当てて食らい付き、0-3で敗れたが懸命の戦いぶりに会場からは大きな拍手が湧き起こった。
Q.16年リオ日本選手団最年長だった別所キミヱ選手のトレードマークは何の髪飾り?
- ①蝶
- ②リボン
- ③ヘビ
①蝶
16年リオに68歳で出場した別所選手は、地元メディアに「蝶々夫人」と紹介された。日本でも「バタフライマダム」の愛称で知られる。その理由が、競技中の派手な髪飾り。金髪の編み込みに、カラフルな蝶々の髪飾りを散りばめている。これまでに買い集めた蝶の髪飾りは約40個。
Q.歴史的な日本のパラリンピック金メダル第1号は卓球だった。種目は?
- ①女子ダブルス
- ②男子シングルス
- ③男子ダブルス
③男子ダブルス
日本選手団が初めて参加したパラリンピックは1964年の東京大会。この大会で日本が獲得したメダルは金1、銀5、銅4の計10個で、金メダルは卓球ダブルスC級の猪狩靖典、渡部藤男ペアだった。卓球は日本のお家芸として注目されていたが、決勝の会場となったのは代々木第1体育館のアリーナではなく、なんと南口ホール。折りたたみいす50脚の「観客席」から声援を受け、日本人としてパラリンピック史上初の金メダルを手にした。
(mimiyori編集部)