【ラグビー】ワールドカップ決勝=イングランド23選手の横顔特集②

(写真はイメージ:MuddyFox/photoAC)

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ラグビーのワールドカップは2日、世界ランキング1位のイングランドー同2位・南アフリカの決勝を行う。

イングランドは準決勝で優勝候補筆頭のニュージーランドを撃破し、4大会ぶり2度目の優勝を目指している。決勝の先発出場15人、そしてベンチの8人を加えた合計23選手について、経歴から趣味まで観戦時に「知ったか」できるプチ情報を紹介。②はBK陣について。

 

WTB:ボルトより速い?俊足ジョニー・メイ / 18年アキレス腱断裂から復活

WTB#11ジョニー・メイ
2大会連続2度目。イングランドが誇る俊足男。17年11月のテレグラフ紙は、同月の豪州戦でウサイン・ボルトが09年にマークした世界記録(9秒58)よりも速いタイムを計測したと報道。記事によると豪州戦で40m走ったスピードを計測したところ、1秒あたり10m49のスピード(自己ベスト)を見せ、100m換算であれば9秒53に相当するスピードをマークしたという。年代もののカシオ製のデジタル腕時計を愛。17年7月に挙式。新婚旅行先・セーシェル諸島の砂浜でもダッシュ練習していた。


WTB#14アンソニー・ワトソン
初出場。英国アシュフォード出身。年代別イングランド代表の常連。14年にイングランド代表デビューを果たして勢いに乗っていたが、18年のシックスネイションズでアキレス腱を断裂。約1年の長期離脱を余儀なくされた。リハビリ中、父親にメールでラグビーができずに苦しんでいる胸の内を伝えると、父は「前を向いて進まないと、2度とラグビーができなくなるよ」と返答。「この一文で『今以上に悪いことは起こらない』と思えた」と支えられた。イングランドの人気者で、インスタグラムにファンサイトが開設されている。

だるま落としでドヤ顔 / 最新愛称は「ピンボールマシン」

CTB#12オーウェン・ファレル
2大会連続2度目の出場。代表主将のハートリーが故障中で19年6nationsでは主将に指名された。指導者の父アンディさんと父子鷹で歩んできたが、アンディさんは16年初めにアイルランド代表のコーチに就任。初めて父と別の道を歩むことになった。今大会中は日本の伝統玩具「だるま落とし」に挑戦。チームでただ1人すべて成功させた。準決勝NZ戦では、ハカ中に不敵な笑みを浮かべたことが話題に。

CTB#13マヌ・ツイラギ
2大会ぶり2度目の出場。サモア出身。フルネームは「Etuale Manusamoa Tuilagi」。6人兄弟の末っ子。実際にはラグビーと無関係の弟が1人いるが、兄5人はいずれもサモア代表経験者。04年にイングランドでプレーしていた兄たちの後を追って英国移住。好物はブラウニー。19年版の最新ニックネームはエディ・ジョーンズHCが名付けた「ピンボールマシン」。その心は、”チームをどこに連れて行ってくれるか楽しみ”だからとか。

コーヒー好きのデイリー

FB #15エリオット・デイリー
初出場。元U20イングランド代表で、16年6nationsで代表デビュー。ユーティリティープレーヤ—で、ファンによるスポーツサイト「Pundit Arena」では、「デイリーにぴったりのポジションはどこだ?」というテーマで議論がなされている。16年夏から犬を飼い始めた。コーヒー好きで、ラテアート国内王者に何度も輝いているバリスタがいるカフェに通う。

(mimiyori 編集部)

 

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