【オールスポーツ】ラグビー=ウェールズ 似合わない口ひげの理由は…/ 海外報道プチ情報

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口ひげに注目が集まったアーロン・ウェインライト(写真:AFP/アフロ)

ラグビーのワールドカップはきょう27日、世界ランキング3位・ウェールズー同4位・南アフリカの準決勝1試合を行う。
9大会連続出場中のウェールズは、伝統の欧州6カ国戦である19年6nationsで完全優勝。今大会は過去最高の87年大会3位を上回る初優勝を狙っている。
準決勝を前に、観戦時に「知ったか」できるウェールズの近況をお届け。

 

 

ウェインライトの立身出世物語

準々決勝フランス戦のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたアーロン・ウェインライトは16歳までサッカー選手のMF。ラグビー転向からまだ4年しか経っていない。
それでも16-17季にはカーディフMet RFCでプレーし、17年10月にはドラゴンズでデビューした。18年に代表入りしたシンデレラボーイだ。

地元メディアの「ウェールズ・オンライン」が伝えたところによると、きょうだいに3姉妹がおり、全員が体操、陸上のスポーツ経験者。現役大学生であり、週末はプロリーグでプレーし、平日は大学のラグビー部でも練習、試合。
現在は奨学金で賄っているためアルバイトはしていないが、以前は朝6時に起床し、新聞配達、コールセンター、売店でアルバイトをして授業も受けるという超多忙な生活を送っていたという。

また、今大会では二股に分かれた口ひげに注目が集まっている。
W杯前、合宿後に仲間たちとのチェコ・プラハ旅行に誘われたが、代表での準備を優先するために固辞した。その旅行では、みんなでひげを生やすことにしていたため、遠く離れた日本でもおそろいにするために生やしているという。

数字で読み解く南アフリカ戦

南アフリカは、ウェールズがW杯でまだ勝利したことがない2カ国の1つ。残りはニュージーランドだけ。
ウェールズは過去2回準決勝に進出し、いずれも敗退。W杯で準決勝進出國で、決勝に勝ち進んだことがない国はウェールズ、アルゼンチン、スコットランドの3カ国のみ。
準々決勝終了時点で、今大会5戦全勝はウェールズのみ(NZとイングランドは悪天候による試合中止、引き分け扱いがある)。
ウェールズはW杯で1点差で勝敗が決まった試合を5試合経験している。これはW杯最多記録。

FLロス・モリアーティ(Ross Moriarty)の父ポール・モリアーティは87年大会準決勝に出場。ロスがウェールズ戦に出場すれば、W杯史上初の親子で準決勝出場になる。

アランウィン・ジョーンズ(Alun Wyn Jones)は準決勝でW杯通算20試合目の出場となる。これはW杯史上6人目で、ウェールズ代表では初。また代表キャップはウェールズ代表とライオンズを含め142キャップ目となる。これはイタリアのセルジオ・パリセ(Sergio Parisse)と並ぶ6ネーションズ(UK4カ国、仏、伊)最多タイ。これを上回るのは元オールブラックスのリッチー・マコウ(Richie McCaw)の148キャップのみだ。

 

チャールズ皇太子も激励

天皇陛下の即位関連儀式出席のために来日している英国のチャールズ皇太子が23日、ウェールズ代表の都内の練習会場を訪れ、チームを激励した。テレグラフ紙などが伝えた。

「プリンス・オブ・ウェールズ」の称号を持つチャールズ皇太子はガットランドHCらと談笑し、選手と握手をしながら言葉を交わした。

アラン=ウィン・ジョーンズ主将がサイン入りジャージーを皇太子に手渡し、チーム全員で記念撮影に収まった。

地元メディアが大会MVP候補に日本代表・姫野を選出

ウェールズメディアの「ウェールズ・オンライン」が、大会MVP候補6人に日本代表の姫野和樹を選出した。

他の5人は、すでに敗退したフィジー代表WTBセミ・ランドランドラのほか、ニュージーランド代表SOボーデン・バレット、ウェールズ代表FLジャスティン・ティプリック、イングランド代表FLトム・カリーと、南アフリカ代表CTBダミアン・デアレンディと名手ばかり。

姫野について「このNo.8はまだ25歳。しかし、W杯の成績は並外れている」「タックル50回を記録し、驚異の成功率93%を誇る。また、59回のキャリーを記録した。計219メートルを運び、5つのクリーンブレークだった」などと称賛している。

(mimiyori 編集部)